昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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日本では平気でも、海外では軽蔑される無作法

ドイツ人が訪ねてきたので蕎麦屋に連れて行った。
日本式に、音を立ててズズーッと飲み込めと伝授したが、どうしても出来ないと言う。
彼は、小さい時から食事中には絶対に音を立ててはいけないと厳しく躾けられたらしい。
少しずつ口に運び、静かに蕎麦を食べていて、ちっともおいしそうに見えない。

逆に、日本式マナーが世界で通じない典型がスープの食べ方だ。
日本人は吸い込むことに慣れているので音を立てがちだが、外国人は文字通りスプーンごと食べ込む感じなので絶対に音を出さない。
海外で音を立ててスープを吸っていると、周囲から一斉に軽蔑の視線を浴びる。

ゲップも然りで、海外では大変下品なマナーとされる。
日本人にはくしゃみは平気だが、海外では「ブレス ユー」と声をかけられる。
最初は何のことか分からなかったが、くしゃみは体内から何かが逃げ出すと思っているので、「神のご加護を!」と言うらしい。
一方日本人はおならを人前でやると恥ずかしいが、外国人は平気でブッと仕出かす。

海外では、トイレと風呂はたいてい一緒の部屋で、人が風呂に入っている時、ズカズカと入り込んで、堂々と用を足していく。
我々日本人は、トイレで力む姿を見られることはこれ以上無い屈辱感があるが、彼らは単なる生理現象と捉えているのだろう。
そう言えば、海外での大便所は、犯罪防止の為だろうがドアの下部が50センチほど無い。
誰も覗くやつなんか居ないだろうが、日本人には落ち着けない。

我々日本人と外国人とで正反対の価値観があるのは面白い。