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安倍首相が「任命責任を感じる」ったってねぇ?!

佐田行革相が、自らの政治団体の不適切会計の責任を取り辞任した。
さっそく、あらゆる場面で、論功行賞で大臣に抜擢した安部首相の政治責任を問う声が上がった。

安倍は、颯爽とカッコ良く首相になったまでは上り竜の勢いだったが、最近はさっぱり。
全く指導力を発揮できないばかりか、任命した大臣や会長のスキャンダルに見舞われ、足を引っ張られる日々が続いている。

安倍は、今まではノラリクラリと抑揚のない声で記者会見を乗り切ってきたが、今回の事件だけは、今後の政局運営の重要大臣だっただけに、ついに「任命責任がある」と認めてしまった為、マスコミは一斉に「安部政権求心力更に低下」と書きたてた。

しかし、任命責任っていったい何なのだろう。
責任があると認めたからといっても、別に首相を辞任するわけではない。
単に、「人を見る目がなかった。申し訳ない。」と言っているだけなので、後任の渡辺行革相が頑張れば、いつの間にか忘れ去られるだろう。
もともと佐田は、金に関して色々噂があった政治家で、しかも仕官運動見え見えで安倍を応援した無節操さを嫌っている人が多かったので、今回も誰もバックアップしてくれなかった。
責任の取り方がこんな程度でいいのなら、以前の本間正明の時も、安倍は「私は、任命責任を痛感しています」と謝っていた方が良かった。

野党には、更に第二、第三の隠し玉があるとの噂がある。
安倍首相、発足後わずか三ヶ月目で大ピンチだが、この間の危機管理能力不足を見せ付けられると、前途は暗い。