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大場美智恵の失格問題について

女子プロゴルフツアーのメジャー 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第3日で三位につけていた大場美智恵プロが、スコアカードに正マーカーのサインがなかったため失格となった。

今年の大場プロは、未だ獲得賞金約1000万円でランク52位。
シード権獲得が覚束ない状況だけではなく、初めてのメジャータイトルも狙えるチャンスだったので、悔やんでも悔やみきれないミスだ。

しかし、事が判明した後の大場プロの態度は、いささか問題で感心しない。
大場プロはアテスト後、笑顔でインタビューを受け最終日への抱負を語っていたのだが、スコアカードに正マーカーのサインがなかったので失格と伝えられると、「競技委員が何も教えてくれなかった」とふくれ顔になったらしい。

実は、本来のマーカーが途中棄権した為、次のマーカーからの残り半分のアテストが必要だったのを本人が知らなかった上に、たまたまアテストの場に競技委員がいなかったのが悲劇の原因と言われているが、本当の原因は大場プロがルールを知らなかっただけなのだ。

確かに、大場プロの気持ちはよく分かる。
せっかくのチャンスだし、これで優勝までは無理としても、上位に食い込めばシード権確保に目処が立つのだから、泣いてしまったのも仕方がない。
しかし、ゴルフはキャディを除いて、誰一人助けてくれない自己責任のスポーつだ。
致命的なミスをした時に、ついつい人の所為にしたくなるが、こっそりと心中で思っているのならともかく、今回の大場プロのように口に出してしまうと、本当の意味でゴルフを分かっていないことがバレてしまう。

実際にミスをしたもう一人のマーカーは、自分の責任のように泣きじゃくったらしいが、さすがに樋口久子会長は、「スコアカードは大場プロの自己責任」と断言した。
厳しいようだが、これが正論。
もう一人のマーカーに一生忘れられない心の傷を負わせないよう、大場プロは、「次は絶対にこのようなミスをしない」と前向きに自分を責めるべきだろう。