アルバトロス付きの派手なプレイで、ミズノクラシックを上田桃子が勝ったらしい
と言うのも、現在バンコクにいて、ＮＨＫ国際放送は「放送権の都合でご覧いただけません」なので、米ツアー優勝と言ったって誰が参戦しているのか定かに分からない状況ナノダ。（バカポンのパパ風）
インターネットの情報しかないので、ローラ・デービーズとかマリア・ヨースとかとの争いだった程度は分かるが、世界最強のオチョワはいなかったみたいですネ。
ただ、２３５ヤードのスプーンで直接放り込んだアルトロもあり、二打差で今期四勝目、獲得賞金額は１億４千万円を超し、今期の賞金女王が確実、来年からはアメリカツアー挑戦と、いい事尽くめだったらしい。
思えば、今年の上田桃子は女子プロゴルフ界のヒールだった。
歯に衣着せぬ率直な物言いが反感を招いた。
また、感情をストレートに表現する態度も日本人の好みには合わず、集中的なバッシングを浴びてきた。
今期は既に三勝し、順調に賞金女王になるはずだったのだが、プレイオフで負けた時に素っ気無い握手をしたり、他のスポーツを冒涜発言をしたと揚げ足を取られ、すっかりヒール役が定着し始めた時点の快挙だ。
本人の喜びはいかばかりかと思う。
気の強そうな顔でガッツポーズの写真付き彼女のブログタイトルは「待ってろ世界！」で、「世界で戦えるプレイヤーになりたい。もちろん勝ちたいです！」と強気発言が目立つ。
しかし今回の優勝については、「たくさんの声援を送り続けてくださったファンの皆様のおかげだと思います。本当に本当にありがとうございました 」と、喜びの報告がされている。
僕は、勝つ為に死ぬような努力を続け腕一本で戦うプロ選手に、一般的な常識や謙虚さを求める必要はないと思っている。
上田のように、自分にプレッシャーをかけ有言実行に邁進する選手は応援したくなる。
プロ競技は結果が全て、勝ち続ければ見方も変わってくる。
もっとも上田は、見た目で勝気さだけが目立つが、逸話として身障者のお姉さんを人一倍大事にするなど、素顔はとっても優しいお嬢さんらしい。
今回の優勝で、上田は更に一段飛躍するだろう。
と、マァここまでは上田賛歌ばかりなのだが、不安点はロリコン師匠の江連忠。
最近は諸見里に掛かりっきりのようなので、やや「カワイラシサ」では劣る上田は、今後ともちゃんとしたレッスンが受けられるのだろうか？
一時期飛ぶ鳥を落とす勢いだったが、今回も６８位と低迷している宮里藍の例もある。
世界に挑戦するのなら、上田は信頼できるパートナーに恵まれないと大変だろうなぁ。（と、僕はオジサン感覚丸出しで心配し上田を応援している。）
ガンバ！上田桃子！！
