風邪の為禁足令で、日曜日はひたすらテレビ観戦となった。
先ずは、カシオオープン。
石川遼は二位で終わったが、負けても強い!と思わせた。
勝った小田孔明も立派だが、石川は二位でも華がある。
そう言えばあのタイガー・ウッズも無念の二位が多かった。
ドライバーの飛距離、アイアンの正確さ、パターのうまさ。
三拍子そろった選手だけに、数年後は誰も勝てないような強い選手になりそうな気がする。
途中でジャパンカップを観戦。
ウォッカが2cmの鼻差の勝利。
牝馬でG1七勝目。
凄い!
直線の叩きあいは、世界の名馬も参戦した日本一決定戦だけに、見ていて力が入った。
合わせて、リコーカップで女子ゴルフの賞金女王争い。
最後の最後まで、誰が勝つのか分からないスリリングな展開となった。
18番、諸見里しのぶのバーディパットが30cm足りずに、賞金女王争いは横峯さくらで決着。
一年間も戦って、ほんのわずかの距離がタイトルの決め手となる。
横峯さくらは、化粧の仕方にまだまだ課題が残るものの、何はともあれ念願達成。
スポーツは、残酷さと分かりやすさを一挙に見る事ができる。
すぐに大相撲観戦。
魁皇の勝ち越しは、まるで出来筋の無気力試合にも見える。
来場所、幕内勝利数の「世界記録達成」で引退だろう。
白鵬は強い。
満身創痍の朝青龍が必死に抵抗するものの、裏返しに投げ飛ばし全勝優勝。
他の力士ではまるで歯が立たず、最大ライバルとも随分差を付けた。
当分は、白鵬の一人天下が続くナ。
最後は亀田興毅対内藤大助のボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチ。
亀田は強かった!
当方の採点では、ほとんどフルマークの亀田勝利。
前評判では不利が伝えらえられていたのでいささか驚いたが、若さの馬力だけでなく試合運びもうまかった。
試合前に内藤の地味なパフォーマンスを批判していたが、人気をあおる為に海外ではわざと大袈裟に対立を演出する。
亀田は、日本的な謙虚さとは無縁なボクサーと思っていた。
しかし試合後は、まずファンに感謝。
続いて、前チャンピオン内藤大助への感謝と称賛。
すっかり優等生ボクサーに変身している。
強烈なバッシングの中で、「亀田家の長男」として謝罪会見に臨んだ事もあったが、そんな事も人格形成には役立ったようだ。
ヤンチャ坊主から、本当に強い立派なチャンピオンになったナァ。
そんな感想で、一日が終了。
この日曜日は本当に忙しかった。