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小泉チルドレン、杉村太蔵がおかしい

今や逆風が吹きすさぶ小泉チルドレン達。
次回の選挙でも、比例区で当選を目指す上智大学元教授の猪口邦子以外は全滅の恐れすら囁かれている。
岐阜で野田聖子と激しい縄張り争いを繰り返した元エコノミスト佐藤ゆかりも、国替えを余儀なくされた。
元財務官僚の片山さつきは、前回僅差で競り勝った城内実が捲土重来を期して再出馬、前回の小泉フィーバーが期待できない以上、苦戦必至と見られている。
しかし、この二人はまだ自民党の支援が残っているのでひょっとしたら当選の可能性もある。
大ピンチなのは、一時一世を風靡した杉村太蔵だ。

北海道一区からの出馬を考えているのだが、既にこの選挙区には自民党推薦の候補がいる。
それでも強行出馬の姿勢を変えない杉村に対して、自民党北海道連は絶対に支持しないと言明した。
また、民主党の横路が絶対的に強い選挙区でもあり、とてもじゃないが出馬しても当選できる可能性はない。

おそらくその所為だろう。
杉村の顔つきがおかしい。
それまでは元気印の典型で、当選した直後は無邪気なばかりに喜んだためバッシングにあったり、その後の自民党大会での宣誓との大役をこなしたり、後見人の武部に反発し自民党総裁選では福田ではなく麻生を支持、独立志向を強め喝采を浴びたり、とにかく何かと話題になっていたのだが、次回の選挙出馬を巡るゴタゴタ騒動の中で孤立無援になってしまい、今や、テレビレポーターの突撃インタビューにも暗い顔付きと生気のない目つきで見つめるだけ。
何一つ語ろうとしない。

元々前回の選挙では、比例南関東ブロック35位での出馬していた泡沫候補だったが、自民党があまりに圧勝した為に繰り上げ繰り上げで当選してしまった議員だ。
真面目に政治家を志し、地道な活動を重ねた結果で当選したわけではない。
今回、予想通りに落選しても何ら失うものはないはずだ。
既に自民党からの出馬は絶望的になっている。
小泉チルドレンの中でも飛びぬけてツブシが利かない。

このままでは最悪の場合、精神を病んでしまう事すら懸念される。
ならば北海道自立を主張、地域主義に徹する新党大地鈴木宗男に庇護を求めるのも一興だろう。
割り切って、せめてテレビのインタビューには大声で答えれば良い。
あんな暗い雰囲気でウロウロしていたら、政治家としてだけでなく、テレビタレントとしても将来性ゼロになってしまう。