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敗軍の一兵卒、小池百合子

自民党総裁選は、まったく予想通りに麻生太郎の圧勝。

僕がひそかに応援していた与謝野馨は大差負けだが、何とか二位を死守。
まぁ、目出度し愛でたし!
後は、60歳を越してもマンガしか読まないオッチョコチョイ総理大臣が、果たしてどこまで人気を維持できるのかと、ブルドッグ民主党小沢一郎党首とのバトルに勝ち抜けるのかがに関心が集まる。

さて、今回突如として総裁選に名乗りを上げた小池百合子
劣勢の終盤に「麻生首相から例え入閣を要請されても、路線が違うので辞退する」と発言、注目された。
しかし、これは「自分の意志で入閣を拒否した」とのパフォーマンスであり、もともと麻生が入閣を要請したわけではない。
小池は、自分に入閣の目がない時には、このような予防線を張る事が得意だ。

そもそも小池は、腹黒寝業師中川秀直小泉路線の後継と煽てられ、分不相応にも総理大臣に立候補したものだ。
それまでは、「私は小粒の外来種」と、若干なりと政界の渡り鳥を恥じ入る姿勢があったが、だんだん自信過剰になってしまい、「小泉さえ応援してくれたらいい勝負になる」と、我田引水の極みのような情勢分析に陥ったようだ。

選挙になって突然、「霞が関をぶっ壊す」と、これまた小泉の物真似そのもののキャッチフレーズを持ち込んだが、見事に空振り。
また中川直伝の「上げ潮路線」も所詮は付け焼刃なので、選挙演説中に与謝野から簡単に論破され、中身のなさを露呈してしまった。
他の候補者からもソッポを向かれ、孤立無援の戦いだったとも言われている。

一部には、自民党総裁選に参戦した事で、次の目があるとも言われている。
また、小泉や中川と一緒に新党構想などとも持ち上げられている、
しかし、小泉が自民党を割って出る事はないし、中川もそれほど腹が座っているわけではない。
単に情勢を読み違えただけのオマヌケ集団なので、しばらくは幽閉蟄居状態が続くだろう。

身から出た錆び!
今回の敗戦から、今までの権力への擦り寄り路線を反省してくれれば、総裁選出馬はそれなりに意味があったのかもしれないが、彼女の所作振舞いからは微塵も謙虚さが見えてこない。
困ったニョショウだ。