昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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韓国のS社訪問

世界のS社は、「The韓国」とも言われ、名実共に韓国だけでなく世界で存在感を拡大している企業だ。
世界中に生産・販売拠点を持ち、液晶や半導体分野では、日本企業をあっさりとぬき去り世界ナンバーワン。
日本型企業では足元にも及ばない、韓国が国家を挙げて支援している多国籍企業である。

そのS社を訪問した。
別に重要な用件があったわけではない。
たまたま、S社が我々のある活動に興味を持ち「話を聞かせろ」と言ってきたので、「かくかくしかじか」と説明、「フーンッ!成る程」で終わりなので、時間にしてわずかに30分程度。
わざわざ日本からやって来るほどの事もなかったが、世界のS社とはどんなものかを見ようとの野次馬根性丸出しで出かけた。

感想は、「さすがS社!」に尽きる。
別にS社が有する世界に誇る超広範囲の商品群や、売上げや収益の凄さを実感したわけではない。
驚いたのは、受付でのチェックの物々しさ。
先ず事前にパスポート番号の登録が必要。
当日は、パスポートチェックから始まり、あらゆる電子部品の提出を要求される。
携帯電話のカメラ部分をシールされるなんて当たり前。
何と、パソコンは使用容量を確認される。
S社内で、新たな情報が書き込まれていない事を証明するためらしい。
不用意にUSBなどを持ち込もうものならS社から出る事を許されないほどで、単なる始末書提出で済む問題ではなくなってしまう。
ここまでの事前チェックでおよそ30分程度の時間がかかる。
無論、S社に入るときも出るときもX線ゲートをくぐらなければならない。
飛行機に乗る前のボディチェックよりも更に厳しい。
こんなのにまるで慣れていない不肖私メ、いきなりパスポートをホテルの置いてきてしまい、更に大騒ぎを引き起こしてしまった。
結局、S社社員が受付まで駆けつけ、自らの社員証を担保として預ける事でやっとゲートを通り抜ける事が出来た。

世界のS社は、今や韓国だけでなく世界中から来客が押しかけてきている。
世界中から社内機密情報を狙われる立場なので、どうしてもチェックが厳しくなるらしい。
最近では日本の有力企業でのチェックも厳しくなっているが、それにしてもパスポートの一時預かりや、パソコンの容量まで調べ上げるとは、S社は凄い!!!