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「金正男を金正日の後継者に」運動

北朝鮮金正日の様子がおかしい。
やせ衰え、目にも生気がない。
どうやら余命いくばくもない状態のようだ。

そこで後継者問題に注目が集まる。
しかし多くのマスコミによると、どうやら三男金正雲に決定されたらしい。
とは言うものの、出てくる写真がガキそのものの顔つきのものか、もしくは欧州留学中の中学生時代のもので、それすら本物なのかも分からない。

「神秘性を増す為に露出を控えている」との説もあるが、年齢もキャリアもわからないようなジャリ野郎に、あんな危険極まりない北朝鮮が統治されるとは、考えただけでも恐ろしい。
最近のテポドン乱射実験も、金正雲を後継者にデッチアゲる為のセレモニーと見る向きもあり、北朝鮮は何とも理解に苦しむ国だ。

そんな中で、後継者争いに敗れ去った金正男の大らかさは特筆に値する。
何せ日本に密入国して逮捕された時の映像は衝撃だった。
お国の人民が飢えに苦しんでいるというのに、デップリと太ったその姿は、新宿歌舞伎町にいるポン引きか、夜店でインチキ時計を売っているオッサンそのもの。
ブランド物のバッグを身につけた金正男を、誰が金正日の長男と思うだろうか。

金正男は、その後中国や香港でたびたびテレビ取材に応じている。
流暢な英語で後継者問題の質問を受けても、「父が決める事で自分はコメントする立場にない」とか、「金正雲は素晴らしい人物だ」とか、受け答えにとにかく如才がない。
人相風体さえ良ければ、我らが石川遼の爽やかさをも彷彿とさせる。

小泉純一郎と会談した時の金正日がそうだった。
それまでは喜び組に取り囲まれた狒々爺ィと思われていた金正日が、意外にもジョークを言ったり日本の国内情勢に詳しかったりした姿が映し出された。
金正男は我々日本のオッサン同様の感性を持った、至って常識的な人物のような気がする。
その点でも、金正雲のような訳がわからないリーダーよりも、資本主義国家の金持ち以上に贅沢太りをし、たびたびディズニーランドで遊んでいたと言われる金正男の方がはるかに安心できる。

北朝鮮金正日将軍!
今からでも遅くはない。
世界の国々からの支援を期待するのなら、三男金正雲ではなく、嫡男金正男を後継者に指名する事をお勧めします。