昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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金与正の国際的お披露目は南北会議所の爆破

6月18日、朝から曇天微風だが、天気予報では19日は一日中雨。

来週は梅雨入りで、ほとんど一週間、小雨が降り続く。

梅雨が明ければ、猛暑の夏になる、

ならば、涼しい秋を迎えるまで、この日を除いてゴルフのチャンスはない。

という事で、朝一でコースに連絡し、スタートを申し込んだ。

9時スタートのスループレイで、終わったのは午後1時。

武漢肺炎対策で、風呂はなくシャワーだけ。

午後2時過ぎには自宅に帰りつき、テレビをつけたら、NHKで「河井夫婦逮捕」の特番をやっていた。

確か朝のニュースは、北朝鮮の南北事務所爆破一色だったのに、すっかり様変わりだ。

北朝鮮が満を持して発表した、様々な角度から映した迫力満点の爆破シーンなど、完全に話題から消え去っていた。

しかも夜7時からのニュースでは、とうとう北朝鮮関連の報道はゼロ。

 

オイオイ、それってマズくないか?

NHKのアナウンサ連中は、河井夫婦逮捕ニュースが、安倍政権に悪影響を与えると嬉しそうに解説していたが、北朝鮮だって、カネと人手をかけて、あれほどの建物爆破パフォーマンスをやったのだ。

マスコミが大騒ぎするから、北朝鮮に注目が集まる。

今まで日本マスコミを手なずけてはずの北朝鮮にすれば、自民党の三下議員、河井夫婦の逮捕と、「党中央」金与正お嬢様のお披露目の舞台の、どちらが重大ニュースと思っているのかと憤慨しているはずだ。

飼い犬に手を噛まれたとまで、思っているかも知れないヨ。

日本のマスコミよ、金与正お嬢様はおっかないぞ!

 

と、それはともかく、北朝鮮の南北事務所爆破は、大変なテロ活動ではないのか!

北朝鮮と言えば、国家単位で様々な犯罪を仕出かしてきた。

外国人拉致がその最たるもので、実は日本人だけでなく韓国人も多く拉致されている。

その他にも、ラングーンのアウンサン廟爆破事件、大韓航空機爆破事件、偽札偽造、偽タバコ生産、覚せい剤製造と密輸など、とても真面な近代国家とは言えないレベルだ。

金正恩は、叔父の公開処刑や、公衆の面前で金正男暗殺を実行してきた狂信者だが、最近の北朝鮮では、すっかり影が薄くなっていた。

そんな金正恩将軍様に成り代わって、今や世界中に睨みを利かせているのが、(インチキ)白頭山血統の正当な後継者、金与正お嬢様だ。

その金与正お嬢様は、どうも文在寅がお気に召さないようで、事あるごとにあらん限りの悪口雑言で罵倒してきた。

そしてその中で、今回の南北事務所の爆破を予告していたのだ。

 

これは、どこかで見た光景だ。

そう、イスラム国やウサマ・ビン・ラディンが、テロを起こす前に世界に向けて犯行予告のビデオを流し、有言実行をすることで世界に存在感を示してきた。

それならば北朝鮮は、これらの過激派と全く同種の組織でしかない。

そのアラブゲリラがテロに走ると、世界中から非難の声があがる。

そして世界は連携して、テロを実行した連中を、非難し追い詰めてきた。

ならば、北朝鮮に対しても、世界は全く同じ行動をとらなければならないはずだ。

良識あるマスコミなら、北朝鮮批判のキャンペーンを張るべきなのだ。

 

そんな思いで衛星フジのプライムニュースを見ていたら、共同通信編集委員の盤村和哉がこの問題を解説していた。

ところがこの盤村だが、勉強不足も甚だしい。

しかも、話す内容が出鱈目で、矛盾しまくっている。

「なぜ北朝鮮は、こんな無謀なことをやるのか?」と聞かれても、「危険な綱渡り」程度の認識だ。

さすがにMCの反町理も見かねたようで、「9月のG11で、韓国が北朝鮮への経済制裁緩和に動くためのサポートでは」と、盤村に助け舟を出していた。

 

日本のマスコミでは、何か北朝鮮が仕出かすたびに、北朝鮮専門家を称する連中が登場して、得意げに解説してきた。

しかし冷静に振り返れば、あれほど秘密主義が徹底している北朝鮮に、独自の情報ルートを持つなど不可能だ。

仮に、信頼できる情報ソースがあり、そこを蹴一して特ダネがスッパ抜けても、それを継続していれば、北朝鮮当局にマークされ、処刑されてしまうのがオチだ。

だから連中が得々と喋る内容は、そのほとんどが連中の想像の産物であり、真偽の保証などない。

 

だから、こんな連中の世迷いごとに右顧左眄するのではなく、この間、国家として北朝鮮が何をやってきたのかを見る方が、正解を得ることになる。

朝鮮戦争での韓国侵略を始めとして、常に北朝鮮は、世界平和に逆行してきた。

そんな国と、諸問題を話し合いで解決するなど、幻想も甚だしい。

北朝鮮との戦いは、北朝鮮を暗黒支配する金王朝の自壊の追求で、民主主義国家を挙げて、北朝鮮への経済制裁を強化するしかないのだ。

そしてその時期は、もはや待ったなしとまでなっている。

狂気の内在を感じさせる、金与正の表情を見ると、そんな危機感を強く持つ。