昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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アァ、鳩山!

プロ野球も面白くないが、最近の政治はもっと面白くない。

総理にしたい政治家ナンバーワンだった舛添が乾坤一擲の新党構想を発表したが、自民党からの同調者はわずかに一人。
如何に、政治家として足元が弱かったかを如実に表している。
遠くからは威勢が良く切り口が鋭く見えても所詮は上辺だけ、近くにいる仲間からも信頼されない自分勝手政治家だった事がバレテしまった。
頼みの東国原にも橋下にも袖にされ、出来た新党の見劣りする事!
一世一代の晴れ舞台にも拘わらず、まるで覇気の無い舛添の表情は、正直に実態を表している。
「こんなはずじゃなかった」と、舛添の顔にもまるで生気がない。

もう一人、鳩山由紀夫首相も全く冴えない。
沖縄米軍基地問題への対応を見ていると、「全く頼りない総理大臣」のイメージだけが定着してしまった。
元々やたらと慇懃で、ほとんど無礼に近い物言いしかできない男だったので、強いリーダーシップには程遠かったが、人の良さだけでは政権が維持できない。

更に、鳩山も表情に力強さがない。
今回の党首討論でも、さして鋭くもない谷垣の攻勢に、受け身一辺倒でタジタジの体。
自信なさげに「私は愚かな総理かもしれません」と答える顔つきは、まるで漫才師の鳩山来留夫そのものだ。
当初は少し似ているだけだったが、今やまさに瓜二つ。(これは逆か?)
修羅場の世界を生き延びて、首相にまで上り詰めた政治家としての気品や信頼感が全く見えない。

アァ、鳩山!
高揚感が消えうせた今の表情は、政権末期に安倍晋三福田康夫麻生太郎が醸し出した雰囲気に良く似ている。