昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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酒を飲む

体質的に酒は強くない。
飲むとすぐに真っ赤になる。
何とか言う、アルコール分解酵素がないようだ。
外国人が、昼間からぐいぐいワインを飲みあげるのとえらい違いだ。
また、飲酒量が限界を超えると、すぐに寝てしまう。
自動的にアラームが鳴っているのだろう。
本質的に酒が強くないのだが、ワイワイ騒ぎながら飲むと、かなりの量をこなしている。
だから酒の席は、決して嫌いではない。

接待の席では、相手に失礼にならないように飲まないとマズイ。
飲んで騒いでも、やはり節度が必要だ。
出来るだけ、参列している全員が話題に上るように気を配る必要もあり、決して酔っぱらってしまう訳にはいかない。

一度、大チョンボした事がある。
我が社の社長と一緒に、新潟の温泉で顧客と宴席を設けた。
横に芸者が侍り、しきりと酒を勧める。
酒は、銘酒「新潟の三梅」が、冷でズラリ。
柄にもなく利き酒などやっていた所までは覚えているが、ある瞬間から記憶が全くない。
気が付いたら朝で、布団で唸っていた。

社長に、「イヤァ、申し訳ありません。途中で寝てしまったみたいで」と謝ったら、「君は二次会の席でも色々と文句を言っていたよ」と切り返された。
当方、全く何にも覚えていない。
脇の下を、冷や汗が流れるのが分かった。

その日は、ゴルフが予定されていた。
しかし、経験した事がない程の二日酔いで、水以外の食事を全く受け付けない。
車でゴルフ場に向かう途中、プレイ中、吐き気を催してどうしようもない。
昼食中も、一人ロッカーで寝ていた。
クラブを杖にして、何とかラウンドをこなしたが、将に「死ぬかと思った」程辛かった。

爾来、日本酒は一切飲まないが、「焼酎のお湯割り、梅干入り」なら相当飲んでも二日酔いにならないので、一番のお気に入り。
但し、義母には、「焼酎」は悪いイメージがしみ込んでいるようだ。
いくら、「今は昔の焼酎と違う」と説明しても、「娘婿が焼酎を飲むなんて、情けない」と嘆き悲しんでいる。