今年のゴルフの回数は４８回、その内、ホームコースへは３８回通った。
「月一ゴルファー」なる言い方もあるくらいだから、世間一般に比べると月四回のペースはやや大目かとも思う。
しかし、昨年は６０回で、ホームコースは４７回だったので、自分としては「かなりゴルフ回数が減った」感じがしている。
我がホームコースで、年間１６０回の猛者氏と一緒にラウンドした事がある。
彼は、「当然自分がナンバーワンだと思っていたが、上がいるもので、Ｋさんが年間２００回と聞いた時はシャッポを脱いだ」と、自分よりも更に年上の「オジイチャン」の快挙を笑っていた。
いずれも７０歳を遥かに超えた御仁の記録なので、当方の回数などまだまだ褌担ぎのレベルなのだが、更に上には上がいる。
某ゴルフクラブでは、年間３００回ラウンドの「オジイチャン」がいるらしい。
彼が所属するクラブは、毎週月曜日が定休日なので、それ以外の日は雨が降ろうと風が吹こうと、ほぼ連日通い詰めている事になる。
深草の少将真っ青のスキモノゴルファーになるだろうが、それにしても資金力も体力も凄い！
未だ現役労働者の当方にとって、回数をこなすには、最近の平日ゴルフがやり難い雰囲気が痛い。
バブルの頃は、週の半分をゴルフ場にいる兵（ツワモノ）がいた。
御本社様の管理の眼が行き届かない地方支店勤務者が多かったが、それでも７０回以上の回数をこなした人はほとんどいない。
仄聞する限り、サラリーマンで最も年間ゴルフの回数が多かった人でも、１２０回程度だったと記憶している。
我がクラブ常連客の上位二名は、いずれも元お医者さんで、今は息子さんが後を継いでいる。
わざわざコースの近くに家を構える程、経済的には何の不安もなく、体力維持の為にゴルフ三昧を続けている。
ご一緒した１６０回オジイチャンは、腕前の方も大したモノで、「エージシュートの数は覚えていないが、７０回は超えている」と話していたし、つい先だっての開場記念杯でも堂々とエージシュートを達成し、特別表彰を受けていた。
何とも羨ましい御仁だ。
最近仲良くなった「オジイチャン」は、年間１００回が目標。
今年はクリスマスの時点で９０回なので目標達成が出来ないが、それでも「年末には４日連続で泊り込みゴルフをやる積りだ」と元気いっぱいだった。
年をとると、体力がなくなる程に頑固で我儘になっていく年寄りが多いが、当方にとっては、いつまでも元気にゴルフが出来るなんて、理想的な後期高齢者の人生だ。
しかし、その前に、年間１００回以上ゴルフが出来るようにカネを貯めておかなければならない。
残り少ないサラリーマン人生では、到底達成不可能な目標だが、せめていつまでも、今年程度の月４回、年間４８回はホームコースに通いたいものだ。
