昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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菅政権終りの始まりであって欲しい、前原外相辞任!

土曜日、民主党岡田克也幹事長がテレビ出演した。
見ていて呆れ果ててしまい、民主党の先行きはないと確認した。
岡田克也は今の民主党を称して「内輪揉めと言われるが、内紛ではない。ルールに則って進めているだけ」と説明したが、こんな子供騙しにもならない言い訳を聞いて、誰が納得すると思っているのだろうか。
また自民党石原伸晃幹事長に「これ以上菅首相を追いこむと解散総選挙になる」と話した事も話題になった。
石原幹事長に「それは結構」と応じられ、今度は慌てて「そうなると国民生活に重大な影響が」と言い繕ったらしい。
本人は、これまた「冗談のような口調で」と言い訳をしていたが、こんな重要な話を最大ライバル政党の幹事長に言うものだろうか。
「予算が通ってよかった」と喜ぶが、関連法案については目処すら立っていない。
能天気極れり!

岡田克也と並んで、菅直人の有力後継者と目されてきた前原誠司外相もひどい。
本人の釈明では、中学の時から知り合いの在日焼き肉屋のオバサンから、五年間に亘って政治献金を受けていたらしいが、外国人からの政治献金を禁止している政治資金規正法に違反していた事が明々白々。
本人は「全て自分の責任。正すべきは正す」と、一見潔さ気だったが、その口裏も乾かないうちに「一緒に頑張って難局を乗り切りたい」と大臣職にしがみつこうとした。
しかも言うに事欠いて、「自民党福田官房長官北朝鮮系企業から献金を受けていたのに、自民党は追及していない」と責任転嫁。
自らが外務大臣の要職にあり、しかもその政治姿勢は北朝鮮寄りと言われていた事から、その政治責任は前例に無関係で、逃げようがない程に極めて重いにも拘わらずだ。
流石に一日経つと、あまりの不始末さに気付いたようで辞任。
菅直人前原誠司小沢一郎を追い詰めた唯一の切り札が「政治とカネ」問題だった事を考えると、今回もまた政敵を非難した刃が自分の身に降りかかる、民主党政権にまとわりつくブーメラン現象の皮肉を感じざるを得ない。
そもそも前原誠司が「次の総理大臣候補ナンバーワン」なんて笑止千万で、永田偽メール事件の時点で、政治家としての適格性を決定的に疑われていた。
今回の事件で、前原誠司は総理大臣どころではなく、国会議員としての資格が問われてくる。

岡田克也は、こんなとんでもない出来事に対しても「金額が小さく、事務方のミスなので辞任は不要」と、お粗末極まりない発言をした。
金額の問題ではない。
事務方のミスでもない。
前原誠司が、外国人から政治献金を受け続けてきた。
それがどれだけ国家を危険に陥れたかは、今迄の北朝鮮に対する前原誠司の姿勢を検証すれば一目瞭然のはずだ。
前原誠司自ら辞任得ざるを得ない程の事態だったのに、幹事長として事の重大さがまるで分かっていなかった事がバレてしまった。

一年半前、政権交代の熱気の中で民主党政権が誕生した。
しかし、鳩山由紀夫が政治理念と発言の両面の軽さで自爆、続く菅直人は全くの政策音痴と権力への執着心だけで政権運営がままならない。
有力後継者候補の岡田克也前原誠司共に、国のリーダーには及びもつかない存在でしかない事が明白になった。
しかも、野田佳彦や連舫にも政治献金問題が発覚している。
小沢派、反小沢派の確執は、更に激しさを増している。

アァ民主党
わずか一年半で、政党としては断末魔を迎えてしまった。