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ゴールデンウィークはヨーロッパへ

ゴールデンウィークは、4月30日午前11時半に、成田からロンドンへ飛んだ。
飛行時間12時間半。
因縁のヒースロー空港に着いたのが、現地時間午後4時ころで8時間の時差がある。
三年前にはこの空港の乗り継ぎで、イベリア航空マドリッド行きを半日近く延々と待たされ、挙句の果ては天候不順でフライトキャンセルになり、急遽イギリスに入国する事態となった。
これに懲りて、昨年のバレンシア出張は、縁起の悪いロンドンからパリ経由に変更。
これは何の問題もなく、無事に出張をこなすことが出来た。
今回はまるでプライベイトな遊び旅なので、何一つ決まったスケジュールがなく、別段先を急ぐ事もない。
また当方はイギリスでうまい食べ物に遭遇した事がなく、ホテル代や物価が無茶苦茶に高い町だとの先入観もあり、ロンドンは決して好きではない。
一方スケジュール担当の妻の方は、ニューヨークと並んで文化最先端の都市、ロンドンへとの憧れが強く、今回の旅行も最初の三日間はバルセロナ、後半の四日間はロンドン訪問と強く主張。
結局は力関係から、当方の希望は悉く却下と相成った。

ヒースローでのトランジットタイムは、およそ2時間。
バルセロナ行きブリティッシュ・エアは、旅費をケチってエコノミークラス。
しかし、JALのダイヤモンド会員資格がモノを言い、BAのファーストクラスラウンジが使用できる。
BAの機種は見るからにオンボロで、客も三分の一程度しかいない。
離陸までは無事に飛び立つのか少々不安、離陸後はちゃんと着陸できるかが心配だが、どうやらバルセロナに到着したのが、現地時間の午後8時半。
荷物を受け取り、タクシーでホテルに入ったのは午後10時。

宿泊のホテルは、バルセロナでは五つ星のHOTEL CASA FUSTER。
受付のネエチャン、ルームサービスのボーイが「お客様の部屋は特別室。玄関先の公園が一望できます」とゴマをする。(そんなニュアンス英語だった気がする)
確かにいい部屋だし、丸々一日を飛行機に乗っていたので、風呂に入ってすぐに爆睡。
ところが、夜中になると表通りが騒がしい。
午前4時には、あまりのうるささに起きだしてバルコニーから下を見ると、何と50人近い連中が、ヤイノヤイノと話している。
翌日のメイデイに集まった連中が、金曜日の夜に酒でも飲んで明け方まで騒いでいたようだ。
午前6時頃になると、やっと全員がいなくなったが、ヨーロッパ旅行の初日はやや寝不足で終わった。