昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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昨日手術、ただいま入院中!

実はGW明けの9日月曜日、近所の病院に行って手術の予約をしていた。
病名はなんだか知らないが、首の部分の大きなこぶを除去する手術だ。

思い起こせば数年前、首の右後部に異物を発見。
痛くも痒くもないので放置していたら、だんだん大きくなってきた。
行きつけの床屋が、「これ、気がつかなかったけど、かなり大きいですね」とか言うものだから「それじゃ切ってしまうか」と、4月中旬に病院で診察を受ける。
レントゲンまでとって調べた結果、「単なる脂肪の塊だけど、大きいので入院が必要。一泊二日で済むはず」と、軽い見立てだった。
まぁ、連休は旅行の予定があり、医者も忙しかったらしく、双方の思惑が一致。
連休明けの手術となり、15日月曜日にと日程が決まった。

11時に病院入り、手術は15時半から。
その間、昼食は禁止、殺菌と栄養を取るために1時間半の点滴を受ける。
当方、手術となると50年ほど前の、虫垂炎以来。
この間は、結構健康優良児だった。
今回だって病気ともいえないものなので、手術とはいえ緊張感はない。

いよいよ15時半、看護婦が部屋に呼びに来た。
「○○さん、では行きましょうか」と、やや芝居がかっている。
手術室には、緑のシートを被った台があり、そこにうつ伏せにされる。
医者が患部を触りながら、「今から麻酔を打ちます。少し痛いです」と言って、五、六回針を差し込む。
確かに痛い。
さぁ、メスが入ったところまでは分かるが、その後は鋏で患部を切り取られる感じがする。
また居部的には、麻酔が効いていない所もあり、肉を引きちぎられる感じで結構痛い。
それでも、手術中微動だにしない模範的な患者で、およそ30分で終了。
「これを取り除いた」と、直径3cmほどの血だらけの肉塊と、白いラードのようなものを見せられた。

困ってしまうのは、夕食が5時15分に配膳される事。
夜中に腹が減るだろうが、これ以降の食べ物はない。
仕方ないから、水ばかり飲む事になる。
また大部屋が空いていないらしいので、個室を宛がわれた。
こうなると稼働率稼ぎの為に一泊では放免してくれないだろうと思っていると、案の定、二泊三日の入院となってしまった。

せっかくの入院なので、読みかけの本を読破予定。
テレビが有料なので、インターネットで退屈しのぎ。
後は、患部が化膿しないよう、20時に再度の点滴を受け、本日の治療は終了。
21時に看護婦が来て、「消灯の時間です」と、室内の明かりを消してしまう。
不健康だから入院する病院では、どこまでも超健康的な生活を強いられる。