昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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雪の所為で大被害でした!

14日午前中、天気予報に反して突然雪が降り始め、見る見るうちに積もっていった。
家から道路への通路を確保しようと雪かきをしたら、腰が痛くなった。

翌朝の出社では、道路はコチコチに凍結している。
NHKの「おはよう日本」で天気予報担当の女性は、「カチンコチンに凍っている」を連発した。
そんな妙な擬態語、擬音語は、天下のNHKで許されるのだろうか。
等と、くだらない悩みを抱えつつ、雨用の靴を履き、一歩一歩用心して駅まで歩く。
確かにカチンコチンの凍結道路なので、そこここに転倒している人たちがいるし、チェーンを着用していない車は、ほんのちょっとした坂でもスリップして動かない。
関東界隈の連中は雪に慣れていない。

今週中は、まだまだ道路のあちこちに、除雪された残差がうず高く積もっている。
しかも折からの寒さも加わり、いつまでたっても溶けない。
それでも日中は、歩道では歩くためのスペースは確保されているし、車での移動も問題なくなってきた。
そんな木曜日深夜、事件が起きた。

妻によると11時過ぎ、地震の地鳴りにも似た音が続き、その後、物凄い落下音がしたらしい。
屋根に積もっていた雪が、重さに耐えかねて落下したので、ガレージの屋根が壊れたのではと直感したらしいが、何せ深夜なので対策の取りようがない。
僕の方は、そんな時間は白河夜船の真っ只中。
とっくにサッサと就寝していたので、何が起きたのか全く知らない。
翌朝新聞を取りに行ったところ、あたり一面雪が散らばっていたので異常事態勃発が分かった。

慌ててその周辺をチェックする。
すると、妻が懸念していたガレージは全くの無傷だったが、雪の塊は我が愛する盆栽群を直撃したことが判明。
数日屋根の上で溶けなかった雪は、すっかり水分が抜けて、まるで石のように固くなっている。
横幅数mのそんな大型の石ころみたいなヤツに、命ともいえる樹冠部分を直撃された盆栽はひとたまりもなかった。
何と無残にも、12鉢が枝や樹冠が折れている。
幹まで折れてしまった盆栽もあった。
ここまでやられると、もう一度樹冠部分や枝ぶりを作り直すことも不可能。
被害額は、少なく見積もっても数十万円。

保険会社に連絡したが、植物と動物は雪害の保険対象から外れているらしい。
今回は、全くのヤラレ損。
天災だから仕方がないが、立ち直るのに結構時間を要しそうだ。
よくよく考えると、我が家は屋根に雪が積もる事など、全く想定していない作りとなっている。
屋根はフラット気味なので、一旦雪が降るとなかなか落ちてこない。
その結果今回のように、たまった雪が一気に落下して、被害をもたらす。

温暖化は地球を滅ぼすかの如くに忌み嫌われるが、寒さに慣れていない我々は、雪は降らない方が良い。