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哀れな同志、高橋ジョージのモラハラ疑惑

モラハラ」と言う、妙な略語が流行り始めた。
そんなの、初めて聞いた。

何でも、この「モラハラ」こそが、今お騒がせカップルの、高橋ジョージ三船美佳夫婦の離婚原因だ、なんて話になっている。
疑惑と言っても、セクハラとかパワハラはお馴染みさんになってきたが、今回の高橋・三船問題発覚までは「モラハラ」なんて、ほとんど問題になっていなかったはずだ。
どうも、暴力には肉体的に危害を加えるものもあれば、言葉によるものもある。(らしい)
前者はドメスチックバイオレンスであり、後者が「モラルハラスメント」になる。(らしい)

具体的には、夫婦が相方の人間性を損なうような発言をすると、即「モラハラ」とされてしまう。
高橋ジョージの場合は、三船美佳に対して「オマエは人間としての価値がない」とか、「生きていく資格がない」とか、「オマエが生きているのは俺のお蔭」とかの発言が長期に亘った事が問題視されているようだが、これは妻側の一方的な情報なので、真偽のほどは不明。
もしもこれが事実なら、発言としては品がないし、妻が怒るのも宜なるかなだ。

高橋ジョージにとっては、16歳で結婚した三船美佳は、何時まで経っても頼りない嫁さんだっただろうし、何時までも自分が主導権を持って保護するべき対象だったのだろう。
高橋ジョージは、彼の「モラハラ」疑惑に対して、「さすがにそれはない」と否定している。
しかし彼が、「モラハラ」とは何かを理解した上で反論しているとは、到底思えない。

要は、夫婦喧嘩の言い争いは、その途端に「モラハラ」になってしまう。
また喧嘩の挙句に、黙り込んでしまうのも、精神的プレッシャーを与えるので「モラハラ」になる。(らしい)
夫婦喧嘩をした結果、稀にだが「雨降ってぢ、(じゃない)地固まる」こともあるが、通常はどちらかが「モラハラ」を受けたと思っている可能性が高いのだ。
将に、桑原桑原の世界だ。

無論、男性だけでなく、女性側からの「モラハラ」だってあるに違いない。
しかし悲しいかな、女性からの「モラハラ」が問題になる事は極めて少ない。
何故なら、高橋ジョージ三船美佳夫婦がそうであるように、「モラハラ」が問題視されるのは、離婚したくて仕方がない女性が長年に亘って「モラハラ」のデータを蓄積してきたのに、男性はそれまでまるで無警戒だったし、離婚したくないケースが大半だからだ。
これでは勝負にならない。

更にオトコに不利なのは、「我が家は大丈夫」とか「自分は理想的な亭主」とか、相手の意思も確認しないまま、勝手な思い込みが強いことも挙げられる。
今回、ある日突然、妻の三船美佳に三下り半を突き付けられ、豆鉄砲を喰らったハトのような顏をしていた高橋ジョージを見ると、妻の成長にも気が付かず、妻の心中も慮らず、何時までも過去の栄光に浸っていた、哀れな中年「ロッカー」の悲哀を感じてしまう。

やはり、他人事ではなかった。
明日は我が身!
オトコにとって、用意周到なオンナほど恐ろしいモノはない!