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北朝鮮と韓国の内輪揉め

38度線を挟んで、韓国と北朝鮮が一触即発の事態を迎えていたが、急転直下、軍事衝突回避へと動いた。
やはり実態は、弱い犬ほどよく吠えるで、本当は弱小国、北朝鮮のブラフだったようだ。
 
そもそも北朝鮮が敷設した地雷で、韓国軍人が大けがをしたのが発端。
韓国がこの報復手段として選んだのが、北朝鮮に向かって大拡声器を使っての宣伝放送というのが漫画的だ。
ところがこれに対しての、北朝鮮の反応が大人気ない。
何と、「放送をやめなければ戦争も辞さず」と騒いだ。
何が気に入らないのか分からないが、軍人が負傷するような事件を引き起こしておきながら、たかが悪口を言われただけで逆上するとは、真面な神経とは思えない。
未だにこんな厄介な国がすぐ傍にあるのは、韓国だけでなくわが国にもリスクであることは間違いない。
 
韓国の朴槿恵大統領は、「軍人が負傷したことに謝罪がなければ、放送を続ける」と発表した。
この女史は、よくよく謝罪要求がお好みだ。
しかし彼女のわずか二代前の大統領は、「太陽政策」に幻想を持って、この北朝鮮と仲良くしようとしていた。
韓国は本来なら民主主義国家の一員のはずなのに、こんな腰が砕けたような外交をやっていた付けが、未だに北朝鮮の存在を許している原因だ。
しかし韓国にとって最大の懸案は隣国、北朝鮮の動向のはずなのに、そんな当たり前のことにすら反対し、「真っ先に憎むべきは日本」との考えに凝り固まっている韓国人が何と多いことか。
夜郎自大の典型で、まるで世間知らずの北朝鮮だけでなく、韓国もまたお付き合いしたくない国だ。
 
更に言えば朝鮮戦争で、この北朝鮮と組んで、韓国内に攻め込んできたのが中国ではないか。
しかも中国は、金正恩が大粛清を始めるまでは、北朝鮮とっては最大の支援国であり友好国だった。
言ってみれば、韓国にとっては不倶戴天の敵国のはずだ。
しかし日本には執拗に謝罪を要求する韓国が、日本よりも最近に韓国に災いをなし、しかも共産党主導の中国に対して、謝罪を要求した話なんか寡聞にして聞かない。
こんな出鱈目な、ダブルスタンダードがあるのか!
習近平中国国家主席が主催する、抗日戦争勝利70周年記念行事に、朴槿恵はイソイソと参加するようだ。
反日のためなら、国家の在り方すら放棄して、中国と共産党指導者にすり寄る。
あきれ果てて、開いた口が塞がらない。
 
こんな国が北朝鮮とトラブっても、放っておくに限る。
安倍晋三アメリカの思惑もあるので、建前上は韓国を支援するようなことを言わなければならないだろうが、韓国嫌いの人間としては、韓国と接点を持つのは極力ゼロにしていきたいものだ。