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産経新聞と民進党のバトル

読売新聞拡張団の口車に乗せられ、三か月契約の羽目に陥ったが、それも3月31日で終了。
4月から晴れて、愛読紙は産経新聞一社に戻る。
何せ購読歴30年を誇る、生粋の産経新聞ン子ならぬ、産経新聞爺ィなのだ。
 
ここに来てそんな産経新聞に、民進党とのバトルが勃発した。
産経新聞が、他の全マスコミが避けてきた、辻元清美問題を取り上げたことが契機だ。
そもそも森友学園案件で安倍政権を攻撃していた民進党だが、その材料の一つだった籠池諄子と安倍明恵とのメールの中に辻元清美が登場していたのが問題の発端。
ところが民進党は「辻元は無関係で事実無根」と全面否定した挙句、マスコミに対して報道自粛を求めた。
報道へ圧力をかけたと取られかねないやり方だが、不思議なことに、日頃は社会の木鐸を自認しているはずの全マスコミが、右へ倣えとばかりに辻元案件を報道しなくなってしまった。
民進党幹事長代理の要職にある玉木雄一郎が「辻元は記者会見の予定、逃げも隠れもしない」とツイートで大見えを切っても、それは「単なる予定だった」とキャンセルしたっきり、頬かむりしてしまう。
民進党は日頃、安倍明恵の証人喚問まで要求するが、降って湧いた辻元清美問題については、一片の通達で「デマ」と発表したことで疑惑が晴れたと強弁している。
そんな中で産経新聞は、「辻元を巡る三つの疑惑」と記事にしたが、それが民進党の逆鱗に触れ、抗議文を送られ、法的措置までちらつかされた。
それに対して産経新聞は、「恫喝と圧力には屈しない」と民進党を再批判し、辻元問題だけでなく、蓮舫委員長の二重国籍問題まで追求すると宣言したのが事の経緯だ。
 
そもそも辻元清美は胡散臭い。
森友学園絡で、安倍明恵と籠池諄子の関係を追及したのに、将に藪蛇で、
  ・塚本幼稚園に進入した
  ・学校用地のごみ問題で、配下の人間を三日間送り込み、ヤラセ会見をした
  ・隣接用地の格安購入に関与
と、自分への疑惑を指摘されてしまった。
そうこうしているうちに、辻元には東日本大震災義捐金を管理疑惑まで派生した。
 
実は辻元清美だけに限った事ではなく、民進党の体質そのものが問題視されている。
他人を攻撃する時は勇ましいが、それが悉く自分に振り返ってくる、所謂ブーメラン現象も、全ては民進党が、ダブルスタンダードを恥とも思わない厚かましさに拠る。
元々は、民進党と籠池一家は、水と油のはずだ。
森友案件が問題化した当初の民進党は、籠池理事長が経営する幼稚園で教育勅語暗唱の愛国教育と安倍晋三を応援する政治活動を行なわれていたと、舌鋒鋭く批判していた。
それが籠池泰典が証人喚問に呼ばれる前後からすっかり同志的に一体化し、反安倍晋三で共闘している。
今や籠池諄子は、つい先だってまでメールで厳しく罵っていた辻元清美を庇い立てしているほどで、双方とも利害の為には思想信条もへったくれもない有様だ。
そう言えば民進党党首の二重国籍問題だって、未だに納得できる説明は何一つないが、蓮舫は恥ずかしげもなく他人の揚げ足取りに躍起となっている。
これでは、野党第一党民進党は、政治家として以前に、人間的に信頼できない人物が巣くっていることになる。
こんな政党の支持率が長期的に下落していくのは、至って当たり前のことだ。
 
誰だって、嫌なことに避けて通りたい。
察するに、森友案件がこれほど大問題になっているさなかにも、一方の当事者、籠池諄子と能天気なメールを交換し続けていた、危機感ゼロの嫁の存在は、さぞかし安倍晋三にとっては頭痛の種だろう。
それでも公文書で、マスコミに報道自粛など要求しない。
民進党の幼児性、ここに極まれり!
健全な民主主義の発展のためには、こんな野党はもはや不要だ。
自他共に認める保守派マスコミ、産経新聞には、今回の事件を契機に、民進党の病巣を徹底的に暴き出してほしいものだ。
 
売られた喧嘩は買う、その心意気たるや大いに良し。
そうでなくっちゃ、30年も産経新聞を読み続けた甲斐がない。