昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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テレビ朝日大下容子アナ大暴言の偽情報

テレビ朝日大下容子アナが、大暴言を仕出かした!

…………..と、そんな情報がFacebookに紹介された。

僕は元より、テレビ朝日の番組は絶対に見たくないので、自分で確認したわけではなかったが、

その中味は、

 

大下容子テレビ朝日アナウンス室室長が「ワイド!スクランブル」で、視聴者の「蓮舫二重国籍問題をテレビ朝日が一切放送しないのはなぜか?」のメール質問に対して、

・「放送しない権利と自由、これがテレビ朝日の正義です」

・「文句があるなら、日本人として恥だと思います。今後一切テレ朝日を見ないでほしい」

と、ズバリ言及した!と言うモノだった。

 

文章の流れが不自然で、僕が見てもあくまで真偽不明情報としか思えなかったが、「テレビ朝日ならさもありなん」とネットでは大騒ぎになった。

ところが、時間が経つに従い、

・動画がない

・写真の時間には放送がない

とかの疑問が指摘され始めた。

 

テレビ朝日の偏向振りは、民主党政権交代を目指していた1993年に、当時の椿貞良報道局長が反自民党で民主党支持の番組作りを指示して以来の筋金入りだ。

だから僕はテレビ朝日に対して、ニュートラルな立場での報道など期待してはいない。

しかし、いくら偏向番組の常連、テレビ朝日とは言え、アナウンサ室長の要職にある人間が、「嫌なら見るな」との暴言を吐くとは思えない。

 

結局のところ、最初にネタを発信した人間がダンマリを決め込んでしまったので、この情報はガセネタと言うことで一件落着の様子だ。

ただ問題点が二つ残っている。

一つは、ネット住民にとっては、テレビ朝日だったら大下容子の発言みたいな考えがありうると信じ込んでいることだ。

ネット住民は、テレビ朝日やTBSの報道姿勢への不信感が強い。

 

もう一つは、情報発信者の思惑だ。

彼は何を目的として、すぐにバレるようなガセネタ情報を流したのか?

この手の情報は、通常は間違いなく右翼側から発信される。

今回もまた、この情報に反発したのは右翼側の人間たちだ。

その中でも当初から、「これはおかしいから冷静な対応を」と呼び掛けていたヒトは、

・これはいわゆる「釣り」の一種

・左翼側の工作活動で、ネトウヨがスポンサーへの問いかけを乱発させることが目的

と言う。

要は、わざと社会問題化させることで、右翼側の信用を貶めようとする謀略だと看做していた。

 

そこまで左右の対立が激化しているのかは分からないが、安倍政権に対する評価一つでも、対立している勢力同士が話し合えば片付くレベルではない。

特に左右両派が入り乱れ暗躍しているネット社会では、安心して信用できる情報などないと思わなければならない。

そんな思いを新たにする、妙な事件だった。