昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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タイ旅行 三日目

タイでの三日目は月曜日。

大半の観光地は休息のお休み。

 

妻が、ホテルの近所にテレビで放映した涅槃仏陀の寺院がある事を見つけた。

ホテルで拙い朝食をとった後は、どうせ暇なのだからと散歩がてら出掛けてみた。

10分ほどでそれらしい寺院に到着したが、どこを見渡しても涅仏陀の姿が見えない。

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ついに諦めて、最近できた隣のアミューズメントパークへ。

昨晩はムエタイの試合もあったようだが、ここもまた月曜日は完全休館。

観覧車も動いていないし、人っ子一人いない。

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結局何の収穫もないまま、セブン・イレブンで昼飯を購入してホテルに帰還。

 

そう言えば、タイの至る所にセブン・イレブンが進出している。

10年前は数えるほどしかなかったのだから、タイの生活水準もかなり上がったようだ。

しかし一方、タイには台所がある家は少ない。

仕事帰りに屋台で総菜を買ったり、液体の吸い物まで普通のポリエチレン袋で購入している。

セブン・イレブンを利用する連中は、まだまだタイでも少数派だ。

 

ホテルで昼寝をした後、夕食は有名なソンブーンカレーへ。

10年前は、帰国当日の午後4時、開店と同時にやっと食べることが出来た。

ネット情報では、最寄りの駅から少々歩くとの説明だったので、大いに余裕を持って出かけた。

交通手段はモノレールから、最近開通したらしい地下鉄に乗り換える。

地下鉄のチケットは、黒くて丸いプラスチック。

おつりと一緒に出ていたこんなものがチケットとは思わず、大いに焦った。

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これがそのチケット、まるで玩具


日本とは違い、地下鉄は一時間に二本程度しか運航していない。

この終点が、タイ版国鉄のターミナルステーション。

チェンマイや近隣諸国への交通手段として人気があるようで、駅構内はごった返していた。 

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ここから地図を頼りにソンブーン・バンタットン本店へ向かうが、例によってどこを曲がればいいのかさっぱりわからない。

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まるで役に立たない地図。
この位置関係で30分近く歩くことは、絶対に予想できない。

先ず、屋台のオネエサンに聞くと、「次の信号を左折」と言うが、そこはどう見ても高速道路の入り口。

そこでセブン・イレブンに行くと、店員が次の交差点を左折と教えてくれた。

やっと安心したが、その後も歩けど歩けど、ソンブーンにたどり着かない。

途中で出会ったオジサンが、身振り手振りで一所懸命に教えてくれるが、中国語のようで全く理解できない。

わずかに「サン」と言ったように聞こえたが、中国語を勉強している妻は、「300m先に違いない」と言う。

しかしどんなに歩いても、全く見つからない。

するとオジサンが追っかけてきて、「このバイクに乗れ」と、若いお兄ちゃんを紹介する。

300mと思い込んでいる我々にはバイクなど不要だし、第一、三人もバイクに乗れるはずがない。

丁重にお断りして、再度歩き始めたが、流石に300m論は間違いだったと気が付いた。

そこでまたしても屋台のオネエサンに尋ねると、今度は英語で「700m先の右側」と教えてくれた。


そんなこんなで、やっとたどり着いたソンブーンは、ちょうど10年ぶり。

今回は、更にデザートにマンゴーとモチ米セットまで注文して、プーパッポンカレーを満喫した。

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