昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

本当のことは言ってはいけない

自民党の長尾敬衆議院議員チョンボ発言をした。
 
黒服を着て、#Me tooプラカードを掲げ、反セクハラのデモを仕出かした野党女子議員と、どういう訳かご相伴に預かっている希望の党柚木道義を揶揄して
  ・少なくとも私にとって,セクハラらとは縁遠い方々
  ・私は皆さんに、絶対にセクハラをいたしませんことを宣言します
と、ツイッターに書き込んだのだ。
批判が巻き起こり、慌てて記事を取り消し、謝罪したが時すでに遅し。
「男性の議員もいたから、セクハラに無縁と書いた」と、これまた下手な言い訳で、恥の上塗りをしている。

実は、野党議員の安っぽいパフォーマンスを呆れ果てている人間は、本音では誰もがそう思っている。
今回のパフォーマンスは、元を質せばアメリカのゴールデングローブ賞授賞式で、ハリウッド女優たちが、黒のフォーマルウェアで抗議したことをパクったものだ。
しかし勇んで行軍した日本の女子議員の中で、誰一人としてハリウッド女優をイメージさせる人はいない。
だから長尾君のような感想を持つ人は、五万といる。

 

正直に言うと、僕もその一人だ。
しかし長尾君、それを口に出してはいけないんだよ。
 
何故なら、本当のことを口に出すと、とたんに猛烈な反発を招くものだからだ。
例えば、美人に「君はブス!」と言っても冗句で済むが、本当のブスに同じことを言うと、途端に差別発言として非難される。
 
セクハラに関して言えば、財務省福田淳一元次官が、お気に入りの記者に卑猥な発言をして、上を下への大問題になっているが、もしもブスの記者に「君はブス!」と言っても、同じ批判を浴びていた。
ただブスには、そんなチャンスが巡ってこないから、問題になることはないだけだ。
長尾君のように、「貴方には、セクハラをいたしません」と宣言するのもまた、人を容姿で差別していると受け取られかねない。
セクハラ被害を訴える女性の側は、セクハラをするのは言語道断だが、「セクハラをしない」と明言するのもまた、自分がブスと言われたように感じて腹を立つことなのだ。
 
要は、仕事以外の話題は一切発言しないことだ。
円滑な人間関係とか、少しでも場を雰囲気を和らげるとか、そんな昔の価値観は捨て去ることだ。
今回の女性議員の集団を見て、「貴方達はセクハラなんか全く無縁な人たちだから、心配ご無用」と言うのは、余りにも本音過ぎて問題発言になる。
 
長尾君、これに懲りて、今後注意したまえ!