殿、一大事でござる!と、我が家がコロナの襲来を受けたことを前回のブログに書いた。
我が家の場合息子も嫁も全く同じ症状なので、先に発症した息子から感染した事は間違いない。
いずれの場合も、病院は陽性反応が出た患者の受診を拒否した。
保健所の行政指導は、感染者も濃厚接触者も自宅待機することだけ。
しかし息子の勤務先は「体調が戻れば出社するよう」と仕事優先の姿勢だ。
今回感染して、世間で大騒ぎしているコロナだが、実は「感染力は強いが、昔からある単なる風邪の一種」である事が良く分かった。
自宅待機中も「最低限の買い物はやむなし」なので禁止されない。
ネット診断で処方箋は出してくれるようだが、それは単なる風邪薬で、市販のものと変わらない。
病院も保健所も、患者の実態を把握しているはずはなく、どう考えても、感染者は発表の数倍はいるだろう。
更に症状が消えた後も、PCR検査やキット検査での陰性証明する必要もない。
潜在的保菌者が野放しにされているのも同然だ。
自宅での治療も、昔の「卵酒飲んで寝ていろ」と全く同じやり方で、風邪薬を飲んで静養するだけ。
実際はそんな程度の扱いなのに二類に指定され、世間的には命に係わる病のように扱われている。
繰り返すが今回のコロナは、感染力は強いが昔からある単なる風邪の一種なのだ。
実は3~4日間で治る簡単な風邪なのに、当局は用心して感染者にその倍の自宅待機期間を課しているのではないだろうか?
無論今回のコロナ患者で死に至って人がいることは理解している。
どんな病気でも、舐めてかかることは良くない。
ましてや「風邪は万病の元」とも言われ、既往症持ちなら用心しなければならない。
しかしそうでなければ、さほど深刻に考える必要はないし、そう大らかに構える方が医療崩壊を招かず、本当に治療が必要な重症患者を救う事になる。
病院も保健所もそして政府の対応も、本音を言えばこんなモノのはずだ。
そんな我が家のゴタゴタの中で、家中にウィルスが蔓延しているはずなのに、何と当方だけは感染しなかった。
ずっと一貫してピンピンしている。
嫁は息子の陽性が確認された直後から、家でもマスクを欠かさなくなった。
息子とはトイレも別にして、ヤツが使った食器やテーブルはすぐにアルコール消毒をする。
息子と話す時も、大きく距離を取るほど用心を重ねていた。
一方の何事にも横着者の当方は「今更手遅れ」と、勿論マスクはしないし、息子とも普通に接していた。
それなのに、嫁は感染して当方は全くその気配がない。
原因はワクチン効果かなと思うが、夫婦同じタイミングで五回も摂取しているので、この説明は合理性がない。
嫁は「細心の注意を払っているワタシが罹り、何もしないアナタが無事なのは納得できない」と不機嫌だ。
しかし当方は、ウィルスにすら嫌われたのでは複雑な心境だ。
これは喜ぶべきか悲しむべきか。
ハムレットの悩みが良く分かる。