武漢肺炎の所為で、世界中が大変なことになっている。
そんなことを実感するのが、スポーツ界だ。
テレビのスポーツライブ番組は壊滅状態で、最近は観客のいるスポーツライブ番組を見たことがない。
ゴルフもテニスも、バスケットもサッカーも、ボクシングもラグビーも、全部無観客ばかりだった。
そうこうしているうちに、無観客試合すら放送されなくなった。
大半は、スポーツそのものが中止に追い込まれているからだ。
それでもしばらくは、「昔の名場面特集」みたいな穴埋め番組でお茶を濁していた。
しかし、番宣では「広島カープのリーグ優勝感動シーン」などと騒いでいても、広島ファン以外にはまるで見る気にならないだろう。
WOWWOWボクシング番組は、井上尚弥、西岡利晃、村田諒太と特集を並べたが、今後全く新しい試合の予定がないので、もはやネタ切れで放送するものがなくなっている。
数年前のゴルフトーナメント最終日などを放送しても、視聴率を採れるはずはない。
テニスで、錦織圭奮戦記も興味をそそらないが、それですら在庫が払底したようだ。
とうとう、全くジャンルの違う番組まで引っ張り出し始めた。
それは、よしもと新喜劇だったり、古めかしい映画だったりする。
更に、新聞のスポーツ欄も酷い状況になっている。
何せ、報道する試合がないのだ。
東京オリンピックが延期された時は、選手を守れとか、一年後の会場の手配とか、各スポーツ団体の方針とか、それなりに一面をカバーする内容があった。
しかし今や、世界中のどこを探しても、開催されているスポーツが見当たらない。
偏向マスコミの中で、唯一スポーツ結果だけは正しい報道と思っていたが、逆に言うと、もはやマスコミ報道には、何一つ信用できる記事がない。
こんなことでいいのか!
世界中で、スポーツが成り立たなくなっている。
スポーツだけでなく、芸術分野も全く同じだ。
芸術は、一人でも多くの人に見てもらって、影響力を拡大することで生き延びていける。
しかしあらゆる芸術が、それを披露する場を規制されている。
海外では、恐らくは日本もそうだろうが、歴史と伝統のある芸術団体が活動中止に追い込まれている。
やむを得ず、所属する芸術家や団員を解雇している団体が出ている。
芸術は、生きていく上では不要不急と言えば、その通りでしかない。
しかし「全ての伝統芸術は、一日にしてならず」で、不断に伝統を引き継ぐ人材を育成し教育していかないと、すぐに芸術そのものが壊滅してしまう。
スポーツアスリートは、能力を維持し、磨き、高める練習の場すら奪われている。
芸術家も然りで、技能を磨くための毎日の鍛錬に事欠く状況だ。
衣食足りて礼節を知る!
確かに、人が生きるためには、衣食が優先される。
しかし礼節のない社会は、絶対に長続きはしない。
人には、衣食同様に礼節も大事なので、ここは歯を食いしばっても、スポーツや芸術を支援しなければならない。
それにしても、スポーツや芸術をここまで追い込まんだ、諸悪の根源は武漢肺炎だ。
また武漢肺炎のパンデミックを引き起こしたのは、組織防衛を優先した中国共産党の隠蔽体質にある。
世界中の政府が必死に武漢肺炎対策を講じているが、現時点では決定打がない。
その為に、世界中で自国政府の対応に不満が充満している。
しかしそのような不満は、重大過失を仕出かした、武漢肺炎の発生源で火元の中国政府の責任追及をも含むべきだ。
中国政府、中国共産党の罪は、万死に値する!