武漢肺炎は、とんでもない災厄だ。
この中国発の医療テロで、何一ついいことがない。
僕はそんな憤懣やるかたない思いで、特に中国に対しては、腹が立って仕方がなかった。
しかしここに来て、武漢肺炎のお陰で、初めて心が晴れた。
やはり神様は公平で、信仰心を試すために厳しい試練を与えるが、善人にだけはその後必ず、良いことを与えてくれるものだ。
そんなことを、昨日実施された韓国の総選挙結果で思ってしまった。
元より予想されてはいたが、韓国では、与党「共に民主党」の圧勝だったらしい。
これが「世界的レベルの優秀民族」を自称する、韓国人の選択結果だ。
そしてその理由が、「文政権の、武漢肺炎(韓国では新型コロナウィルスと言うらしいが)への対処が素晴らしく、世界から称賛された」ことらしい。
韓国が武漢肺炎を上手く制御したのかどうかは意見が分かれるだろうが、とにもかくにも、「世界一優秀民族」の韓国人はそう判断した。
武漢肺炎パンデミック前は、スキャンダル塗れで青息吐息だった文在寅政権だが、そんなモノを全て、武漢肺炎が見事に吹き飛ばした。
文在寅は、弾劾必至とまで言われ、その場合は死刑かもとまで見られていたのだから、就任以来の出鱈目政策を全てチャラにしてくれた武漢肺炎は、文在寅と「共に民主党」にとっては、まさしく神風のはずだ。
この結果は、我が日本にも大きな影響を与える。
この間、文在寅がやってきた反日無罪の無茶苦茶政策もまた、韓国国民の厚い信任を得たことになるからだ。
文在寅は、この選挙結果に安心して、今後は益々反日政策に磨きをかけるに違いない。
ありがたや、おめでたや、だ。
日本国内の保守派にすら、今の韓国が反日なのは文在寅が悪いと考える輩もいる。
しかし僕は、それは違う!と断言する。
韓国の反日は、文在寅の専売特許ではなく、韓国国民のDNAそのものなのだ。
仮に今回の選挙で、韓国の保守派が勝ったとしても、その保守派はすぐに反日政策を開始するし、そうしないと政権が持たない。
それなら、よっぽど文在寅の反日の方が、分かりやすく外連味がないのだ。
元々脆弱だった韓国経済は、今回の武漢肺炎で致命的な打撃を受ける。
韓国の経済破綻は避けられず、その際には外貨スワップ再開を始め、日本との関係強化を求めてこざるを得ない。
韓国経済は、韓国国民が認めようと認めまいと、日本におんぶにだっこ状態だからだ。
その証拠に、既に韓国内では日本製品ボイコットが下火になり、日本との関係改善も必要との動きが出始めている。
しかし今まで、散々日本をコケにして、カッコばかりつけてきた文在寅からは、なかなかそんな屈辱的な申し出は言い出しにくい。
「日本が希望するのなら、ウリたちはスワップを再開してやるニダ」みたいな、横着極まりない態度をとってくるだろう。
するとそこからは「日韓両国は仲よくしなければならない」との、妙な使命感を持った太鼓持ち集団、日韓友好議連の政治家の出番になる。
悪名高い二階、河村、額賀あたりが、「むしろ日本の方から支援を申し出よう」などと言い出すに違いないのだ。
未だ、そんなバカ者日韓友好議連の政治家どもが日本の政界に蔓延っている時に、下手に韓国の政権が保守派にでもなっていれば、連中は我が意を得たりとばかりに、更に積極的に売国活動に勤しむ恐れが大だ。
しかし文在寅政権が続けば、いかに日本人が善良でおとなしくて思いやりがあっても、今まで行状から刷り込まれた「文在寅と韓国は異常だ」の考えを覆す可能性はない。
一連の反日行為で、日本人の怒りを買ったのが、自称外交の天災、天才、文在寅だ。
それでいて、困った時だけは、しかも上から目線で「日本がお願いするのなら、やってやる」的態度とは、どんな日本人にも、「厚かましいにもほどがある」となる。
今回の韓国選挙結果で、韓国国民の圧倒的多数が文在寅を支持したという事は、日本と韓国の両国が、不可逆的に仲直りができない国であることを明らかにしたものだ。
今迄の日本は、韓国の狼藉と我が儘を、唯々諾々と聞いてきた。
しかしそんな日本の態度こそが、韓国を図に乗せ、何かあれば日本にタカる、精神的未熟国家のままにしてしまった。
日本は、今迄の韓国への態度を猛省して、言うべきは強く主張しなければならない。
韓国選挙で文在寅が勝利したのは、日本人がそんな覚悟を新たにする良い切っ掛けだ。
中国の医療テロがなければ、文在寅は今回の選挙に勝てなかった。
実は日本にとっては、韓国の与野党、どちらが勝とうと大勢に影響はない。
しかし、図らずも北の将軍様の子分、文在寅が延命したのだから、反日政策が更に加速され、その分、日韓関係の冷え込みもまた激しくなる。
韓国は、敬わずして遠ざけるしかない。