どうも、小室圭君の評判が悪い。
数日前に大論文を発表し、一気に「名誉挽回汚名返上」を画策したはずなのに、裏目に出て「名誉返上汚名挽回」してしまった。
世間で「コムロ案件」とか「コムロ禍」と揶揄されたレポートだが、確かにどう贔屓目に見ても、唐突感が否めなかった。
何せ二年間、世間のバッシングにひたすら沈黙してきたのだ。
それが、満を持して「状況を説明したい」と、28ページにも亘る説明文を公にした。
本人としては、これで一件落着、後は粛々と結婚へと進む目論見だったのだろう。
ところが意に反して、このレポートが悪評芬々なのだ。
特にコムロ君批判の急先鋒、竹田恒泰氏は手厳しい。
自分の「竹田チャンネル」で、三回に分けて木っ端みじんに批判した。
竹田の言い分は、
・長いだけで、全く内容がない
・「なぜこの時期に」との疑念がぬぐえない
・今迄は沈黙が得と判断していたが、今回は喋った方が得と考え直しただけ
・損得勘定しかしないオトコ
・天皇のお言葉への思いが全く書かれていない
・今となっては、借金か貰ったカネかなどどうでもよい
・一番の問題点はKKの人間性
・ひたすら裁判用語で「借金ではない」と繰り返す異常さを感じる
・こんな男が将来の天皇の義兄になるなど許されない
・仮に弁護士になれても、これでは顧客が来ない
と、ボロクソコメントを連発してた。
実際にネットで調べる限り、このコムロ君に同情的な意見は皆無だ。
朝日新聞系列のAERAのアンケートでは、結婚に反対が97,6%にも及んだ。
要は支持者は、100人に3人もいないのだ。
立憲民主党の支持率だって、4.5%はある。
コムロ君の結婚への支持がそれ以下となると、天皇や秋篠宮殿下が希望されている「皆さんに祝福される結婚」からは程遠い。
しかもコムロ君はわずか四日後に、その主張を一変させた。
竹田が言う「6万字にも及ぶ駄文」で縷々主張していた「借金ではないので、解決金での示談もあり得ない」はずが、一時金を支払う意思を示したのだ。
これは、朝令暮改の度が過ぎる。
大論文を批判していた連中も拍子抜けの体だが、今度はその豹変ぶりを攻撃している。
何をやっても、コムロ君の好感度は上がらない。
何故こんなことになってしまったのか?
婚約発表直後のコムロ君は、好感度抜群だった。
梅村富美男などは「よくぞこんな若者がいてくれた」などとべた褒めだったほどだ。
ところがその後、複雑な家庭環境が明らかになり、暗雲が立ち込め始めた。
とどのつまりは、母親の婚約者からの借金問題だった。
コムロ君は、最終的には破局した母親の元婚約者から学費や生活費を援助されていて、その金が貰ったものか借金かで揉めてしまった。
・複雑な家庭環境
・母親の元婚約者の存在
・借金問題の揉め事
・コムロ君には定職がない
しかも肝心の母親が、いかにも押しが強そうな太々しい雰囲気の写真を撮られる。
これだけ材料が揃えば、週刊誌ネタには事欠かない。
あることないこと、面白おかしく騒ぎ立てられ、その度に印象は悪化していく。
そんなゴシップ塗れになったために、カネに汚い親子のイメージが定着してしまった。
日本国民が、この結婚を祝福しないのは、結婚準備金として1憶4千万円近い税金が投入されるからだ。
守銭奴とも思われてしまった親子が、濡れ手に粟のように税金をせしめることに、違和感と不潔感を持つからだ。
だからコムロ君が失地回復するのは、意外と簡単だ。
一切の資金援助を、断りさえすれば済む。
「我々はお互いに愛し合っているから結婚したいが、ここまで世間を騒がせたので、お金は不要です」と言えば、一発で雰囲気が変わる。
法的には準備金の辞退は簡単ではないらしいから、結局は支払われる可能性が高い。
だからこそ、コムロ君親子にとって「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」だ。
今のままでは八方塞がりで、到底念願の結婚には到達できそうにない。
どうせならここは一発、大勝負を賭ける価値がある。
コムロ君にすれば、何をやってもこれ以上、評判が悪くなることはない。