昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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またもご乱心の小泉進次郎

何でもないことでも、ポートフォリオ分析で四象限に分けて説明すると、もっともらしく聞こえる。

企業にとって望ましい人材を特定するために、能力を縦軸、ヤル気を横軸にしたポートフォリオがある。

 

その答えは

 ・第一ターゲットは、          高能力・高ヤル気

 ・二番目が、                        高能力・低ヤル気

 ・意外にも三番目は              低能力・低ヤル気

 ・最悪なのは、                     低能力・高ヤル気

の人材らしい。

 

これは一般企業に勤めた者には肌感覚で分かるが。政治の世界も全く一緒だ。

小泉進次郎を見ると、それを実感する。

 

進次郎は、数ある頓珍漢発言だけでなく、レジ袋有料化で大ミソをつけた。

更にスプーン有料化、マイスプーンを口走ったので、イエローカード二枚で退場処分のはずだ。

ところが世間の大ブーイングの嵐にもめげず、今回は一発レッドカードの退場処分でも飽き足らないほどの、大チョンボ発言をしている。

もはや、バカにつける薬なし!

小泉進次郎の存在そのものが、日本にとっての災厄だ。

 

何と進次郎は、太陽光発電設備を各家庭に設置義務化することも選択肢と言い出した。

バカでアホで話にならないが、こんなことを推し進めると国が亡びる。

 

小泉進次郎は、環境問題が大好きだ。

環境大臣なので当たり前なのだが、しかしそのポイントが全くずれている。

レベルがオバチャンの世間話で、

 ・石炭使用の火力発電は悪

 ・再生可能エネルギーを増やさなければならない

 ・太陽光発電を増やせば地球温暖化が防げる

と実に単純で、太陽光発電の問題点を全く理解していない。

 

太陽光発電の問題点は

 ・発電が安定しない

 ・コストがベラ高で倍もする

ことに尽きる。

 

一般家庭の屋根に太陽光発電装置を設置している人もいるが、あれは業者の詭弁に騙されているのだ。

太陽光発電業者は、

 ・家庭で必要な電力は太陽光発電で賄える

 ・更に余った電力は、電力会社が買い上げる

 ・即ち電力代はタダになるし、余った分を売れば家計の足しになる

 ・クリーンエネルギーなので社会貢献になる

とセールストークをする。

全くイイこと尽くめに聞こえるが、これには大きな落とし穴が隠されている。

 

それは初期投資を回収するためには、15〜20年かかると言うことだ。

その間は、憲政史上最悪首相、菅直人の置き土産の太陽光発電電力買取法案(FIT)で、コスト差分を税金で補填しなければならない。

即ち、太陽光発電が増えれれば増えるほど、多額の税金投入が必須なのだ。

こんな高コストの電力を使用すれば、産業界はやっていけない。

FITの先進国、ドイツもスペインも、あまりの税金負担に耐えかねて、とっくにFIT制度を廃止した。

 

しかしそれは社会全体での負担なので、太陽光発電を個人的に設備した人は得をしていると思うかもしれないが、これも間違っている。

何故なら、太陽光設備の耐用年数は15年なのだ。

設備の中のプラスチック部分が、紫外線で劣化するので、発電効率が落ちてしまう。

こうなった時に、その部分だけを取り換えるなどの修理はできない。

発電効率が低下した設備は丸ごと取り替えないといけないが、その時にはまたまた初期投資同額の費用が必要になる。

全くアリジゴクのようなものだ。

 

しかも、その時不要になった発電設備の回収方法は、全く確立していない。

危険極まりない大量の産業廃棄物がゴミの山になっても、処理の目処などない。

カドミ使用の設備は、メーカーが責任を持って回収することになっていが、その時期までメーカーが生き残っている保証などない。

太陽光発電装置メーカーは、雨後の筍のように生まれ、あっという間に消滅しているからだ。

 

発電効率に関しては、50年以上も研究していても、ほんの若干の改良すら達成できていない。

廃棄物処理については、検討もされていない。

そんな太陽子発電を増やすなど、将に狂気の沙汰だ。

まるで能天気な小泉進次郎は、さも良いことをやっているかのようなドヤ顔で、地球環境に役だっているかの錯覚を語っている。

こんな政治家を、要職につけてはいけない。

精々人寄せパンダとして起用するにとどめないと、我々とその子孫は塗炭の苦しみにあえぐことになる。