僕は、今回の冬季オリンピックで、
「日本勢は、良くて荒川選手の銅メダル一個」
とメダル予想をした。
結果は、悪いほうで半分、本当に荒川選手だけがメダリストとなった事を当ててしまったが、良いほうでは、銅ではなく、日本人初の快挙金メダル獲得と外れた。
それにしても、金メダルは大したものだ。
たった一個だが、是で日本中が救われた気分になっている。
荒川選手は、良く良く見ると中々魅力的な顔立ちである。
若干エラが張っていて、如何にも気が強そうだが之もまた良し。
勝負の世界に生きる人なのだから、半端な気持ちではつぶれてしまうのだろう。
彼女の演技には不思議な色気がある。
イナバウワー……いいネェ。
ビールマンスピン……いいネェ。
実際の生活では、なんの役に立つのかは分からない技だが、オジサンは、思わずテレビの前でうっとりと見入ってしまう。
同好の士、同じ思いの中年族はたくさんいるはずだ。
色気は全くなしで、やたら力強い女性アスリートは多いが、イノシシが走り回っているようで全く応援する気にならない。
金メダルを獲ったから褒める訳ではない。
僕は、他人が安藤を褒めちぎっている時から荒川選手に注目していた。
荒川静香は大変素敵である。