昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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アメリカのサッカー中継

本日の業務終了で、夜の食事までの時間をホテルで一休み。

テレビをつけたら、ウクライナチェコのワールドカップ決勝リーグをライブ放送していた。
そこで気がついたが、日本ほどアナウンサーが興奮していない。
日本では、シュートを放とうものなら、そのたびに天井が抜けるのではないかと心配になるほど大声を張り上げているが、アメリカは気持ちやや大声になる程度で喚き騒ぐのには程遠い。
日本では、解説者がたびたびシタリ顔でプレイを説明するが、アメリカでは実に淡々と放送している。

日本の放送も、つい最近まではあんな激情型ではなかったと思うが、今ではまるでプロレスまがいの興奮ぶりで、ついていけなくなってきた。
もともと日本人はあまり感情を表に見せない為、外国人から見ると何を考えているのか分からない不気味な民族と言われてきたが、最近のスポーツ番組は総じて大騒ぎの度が過ぎている。
そう言えば、野球場の応援も行き過ぎの感が強い。
鐘太鼓やトランペットで、ゲームそっちのけで応援だけを楽しむ輩が増え、静かに応援したいと思っている人の居場所が亡くなってしまった。

ワールドカップ程になると、確かに好プレイ続出で素直に感激することが多いが、アナウンサーや解説者は、ぜひとも事実を冷静に普通に伝えるような放送を望みたい。
今回の放送はアメリカに無関係な組合せなのでクールなのかなとも思ったが、サッカーに関してはアメリカ人が興奮することはないようだ。
ほんの今も、ウクライナシェフチェンコがPKをはずしても、その後のスイス人が三連続してPKをはずしても、ウクライナが勝った瞬間も淡々と放送している。
これほど興奮しないと、かえって新鮮に聞こえてしまう。