木曜日から、シンガポール経由でマレーシアはペナンまで来た。
今回が二度目のマレーシア訪問だが、クアラルンプル以外の町は初めての訪問となった。
町中が緑に囲まれたきれいな所で、東南アジアに多く見られる小汚さが少ない。
シンガポールとのライバル意識は大変なもので、何かにつけて「マレーシアが本家」と主張する。
今のマレーシアは雨季。
午前中は晴れていても午後にはスコールがやってくる。
本日早朝からゴルフに出かけたが、昼過ぎには一気に空が掻き曇ってきた。
ニホールを残して雷雨に襲われたが、比較的早くあがり、何とか無事に完走出来た。
マレーシアにもなかなかいいゴルフ場があるが、最近ではここにも韓国人集団が席巻している。
韓国人と中国人は、どこに行っても大騒ぎをしているのですぐに判別できる。
連日の雨でボールが土中に埋まりロストになったり、貸しクラブだった為スコアは発表しない。
マレーシアには有名な日系企業も多く進出している。
その為、日本食の料理屋が多い。
しかし、せっかくマレーシアまで来たので、今回は郷土料理に挑戦で、屋台の集まっている名所に出かけた。
スパイシーなものばかりかと思っていたが、意外に大半が甘い味付けのものだった。
面白いことに、西洋料理やビザ、イタリアンパスタの屋台もある。
牡蠣と卵和えや焼き鳥など、結構いける味なので、バンバン食べていたら、早速腹の調子がおかしくなってしまった。
昔、牡蠣を食べては死ぬほどの食中毒にあいながら、生来食べ物には卑しいものだからついつい目の前に出されると食べてしまう。
胃腸薬を飲んで用心することにした。
マレーシアでマレー人は自動的にイスラム教徒になるらしいが、中近東に比べるとマイルドであり、女性もスカーフ着用だけで顔を隠している人はいない。
他の宗教にも寛容で、宗教戦争は発生していない。
今日会った経営者兄弟は、仏教徒、イスラム教徒、キリスト教徒とバラバラに信仰しているが、別段いがみ合っているようにも見えない。
最近の宗教に絡む難しい国際関係を解決するには、マレーシアのように大らかなスタンスのほうが良い。
今日からはタイはバンコクに移動。
当分はエスニック料理でパクチ漬けとなる。
