昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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個人情報保護ってやり過ぎじゃないの?

やり過ぎじゃないの?個人情報保護って。

最近問題となっている佐賀県の病院の誤認射殺事件では、病室に入院患者の名前が掲載されていなかった事も原因と挙げられている。
最近の病院では、待合患者を名前で呼ぶことも控えているらしいが、万一薬の投与間違いなど起きたらどうする気なのだろうか。
これもまた、個人情報保護の観点らしい。

確かに、休日に、誠に怪しげな連中があたかも旧知の如く、「○○様ですか、こちら××の△△と申します。本日は、駅近くのマンションご購入のご案内です」とかの、胡散臭い儲け話を持ちかけてくるのは不愉快極まりない。
奴等は、家だけではなく、勤務中にも、人の迷惑など一切お構いなし、しつこくしつこく電話をかけてくる。
話す内容はマニュアル通り。
うまくいかなくても、百人に一人でも当たればヨシの戦術なので、タダタダひたすら電話で詐欺商法を繰り返している。

こんな連中から我々を守るには、確かに個人情報の管理は重要だろう。

我がホームコースゴルフ場も、会員名簿の発行を止めている。
巷では、ゴルフ場の会員名簿がけっこう高値で売れるらしい。
しかし、本来同好の士が集まっているクラブで、どのようなメンバーが所属しているのか不明なのはおかしい。
そんな物を売ってしまうような輩は除名すればいいので、「法律があるから名簿を発行しない」のは、病院が過剰に個人名を伏せてしまうのと同様に、個人情報保護の拡大解釈としか思えない。

むしろ、不正に個人情報を取得し、それを詐欺的ビジネスに悪用している人間たちに厳罰を与えるような法律改正を望みたい。