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朝青龍が正月のモンゴル帰国断念

朝青龍は、子供と約束をしていた正月のモンゴル帰国を断念したようだ。
高砂親方が初めて指導力を発揮、朝青龍も素直に従い万事めでたしめでたしの結末となった。

「謹慎中」、「今はみそぎの期間」「相撲界の正月明けは初場所後なので、正月といえども海外に出かける事は禁止」との理屈らしい。
また、同じモンゴル出身の横綱白鵬は帰国しないのに、朝青龍が帰国を希望するのはわがままとの説もあるようだ。
しかし、白鵬の嫁さんは日本人、朝青龍はモンゴル人と結婚し、自分がモンゴル人である事に誇りを持っている。
徹底的に日本人化しようと努力する白鵬とは価値観が違う。
また、朝青龍のそんな姿勢が日本人に受けず、バッシングが続く一因にもなっている。

要は、優等生の白鵬に比べ、朝青龍はヤンチャ坊主そのままなのだ。
ついでながら、高砂部屋が正月を休みにしていた事まで批判されている。
かっては、相撲部屋たるもの、31日まで稽古、正月一日だけおトソ気分で2日からさっそく稽古開始が相場ではなかったのかと言いたいらしいのだが、今や時代も違う。

古い相撲界のしきたりが今風に合わない事は、さまざまの場面で露呈されている。
その最たるものが、稽古の「可愛がり」で、痛ましい弟子死亡事件をきっかけに稽古の在り方そのものが問われ、変えられようとしている。
正月の過ごし方など、新聞が大げさに騒ぐほどの相撲界が守り通さねばならない重要案件でない。
朝青龍が、日本人全てがお祝い気分でリラックスする正月を、モンゴルで過ごしたいと希望するおなら認めてやればいい。

朝青龍のやる事なす事全てが気に入らないから、何のかんのと理屈をつけて意地悪しているとしか思えない。
僕は、最近はすっかり嫌われ者の朝青龍の応援団となっている。