中国がついに本性を丸出しにしてきた。
自国で製造した食品で次々と中毒事件が発生。
今までの中国なら、「我が国に責任なし」と開き直るはずだったのに、北京オリンピックを前に、不気味なほどの優等生を気取ってきた。
ところが、中国公安は捜査に行き詰ったのだろう。
ついに、「中国で殺虫剤が混入した事はない」と言い募ってしまった。
中国で混入していないのなら、後は日本しかなくなる。
更に無茶苦茶なのは、「日本は、殺虫剤が袋の中から検出されたと発表したが、中国の実験では殺虫剤は外からも混入する事が分かった」と言い訳している事だ。
無論、根拠となるデータが示されたわけではない。
食品包装用のプラスチックフィルムは、腐敗を防ぐ為に、酸素すら通過させないよう多層構造になっている。
たかがフィルムだが、相当に高度な品質を備えている。
だからこそ、かなりの時間賞味期限が保証されている。
百歩譲って、中国の言い分が正しく、農薬が外からフィルムを通過するような製品なら、絶対に販売してはいけない。
何故なら、食品は家庭で食されるまでにかなりの流通過程を経るので、万一途中で毒性の物質が包材を通過する可能性があれば、製品としては万全とは言えないからだ。
まさに、「語るに落ちる」とはこの事。
中国の公安当局は、中国で製造した食品は、製品として不十分とバラしたようなものだ。
ただ、実は大問題なのは、そんな中国製食品がなければ日本の食生活は成り立たない事にある。
日本は、主食のコメでさえ輸入に頼るほどの危機感のなさ。
今回の中国ギョーザ中毒事件を機に、政策として食品の自給率を上げないと、日本人は飢えと直面してしまう。
為政者の最大の使命は、民を飢えから守る事にあるのではないか。
