我が家にもやっと、アベノマスクが届いた。
しかし世間的には、今やマスクはどこででも買える。
むしろ、一か月前のマスク狂騒曲がウソのような投げ売りが始まり、値崩れ状況だ。
驕る平家は久しからず、足りぬマスクも久しからず!
当方も、シャープが製造販売に乗り出した時に、必死の努力で会員登録に成功したところ、購入方法が抽選式に変更される憂き目を味わった。
そこでメールで購入を申し込むと、何と競争率は100倍超で、当然のように落選し、無念やるかたない思いに駆られた。
ところがマスクは、その後ジャブジャブの荷余りになってきた。
シャープマスクは依然として人気があるようだが、当方は、あんなに高価なマスクなど、当選しなくてよかったと思うのは、我ながら身勝手だ。
アベノマスクは、マスク不足で大騒ぎしているタイミングで、配布が開始された。
本来なら、国民挙って大喜びするはずなのに、どうも当初から評判は悪かった。
何でも反対の野党は、さっそく「マスクに466憶も掛けるのなら、そのカネを他に使った方が良い」と批判した。
実際の費用は90憶円程度だったらしいが、今にして振り返れば、これは野党としては、比較的真面な意見だった。
後に、異物混入とか、カビがあるとか、かなり怪し気な悪口が増えたからだ。
しかし不思議なことに、安倍首相支持者からはそんなクレームは皆無だ。
何故か、神掛りな確率で、反安倍陣営だけに問題のマスクが配布されていて、ヒダリ巻き界隈は執拗に、マスクが不良品だと文句を言い続けている。
これはおかしいし、実に怪しい。
そんな可哀そうな扱いを受けているアベノマスクを、実際に手に取って見た感想だが
何と言っても第一感は、「小さい!」。
当方は安倍政権には是々非々の立場なので、賛成の政策は応援するし「オヤッ?」と思う点には疑問を呈する。
よって、アベノマスクのサイズに関しては、ヒダリ巻き連中のブーイングと同感だ。
ただ、連中が大声で罵った異物混入やカビは、自作自演、事実の捏造だと思う。
我が家に届いたマスクは、キチンと縫製され、キチンとパッキングされていた。
「アベノマスクは、使い勝手は良くなさそうだが不良品ではない」
それが、我が家の結論だ。
それにしてもヒダリ巻き連中は、何でアベノマスクの悪口を並べ立てるのだろう。
確かにヒダリ巻きと安倍首相とは、政治的立ち位置や主張が違う。
しかし安倍首相は、全く民主的手続きを経て、日本の総理大臣になった人物だ。
と言う事は、日本人の民意、総意に基づいて、様々な政策を実行しているはずだ。
民主主義だから、反対意見はあって良いし、なければならない。
しかし現時点では、ヒダリ巻き意見は少数派なのだ。
ならばヒダリ巻きがやるべきことは、自分達の意見が多数派になるための努力だ。
それは、安倍政権の揚げ足取りではない。
モリカケでも、桜を見る会でも、黒川定年問題でも、敵失狙いの揚げ足取りで安倍政権を攻撃してきた野党だが、全く国民の支持は得られなかった。
アベノマスクの粗探しもまた然りで、いくら異物だ、カビだと騒いでも、政権のダメージにはならない。
野党なら、
・中国との付き合いは、経済優先か、あるいは中国の政治体制への警戒か
・度重なる、韓国からの日本への要求に対して、受諾するか拒否するか
・日本の国防は、アメリカとの同盟依存か、自主防衛か
などの政策論議を闘わせ、自分たちの主張への賛同者を増やす努力をするべきなのだ。
アベノマスクは、日本国内の武漢肺炎パンデミックを防ぐ目的で実行された。
確かに今となっては、マスクは日本中に生き渡ったので、時機を失したとも言える。
しかしアベノマスク配布が決まったことで、密かに在庫されていた値上げ待ちマスクが、一気に市中に放出されたのは事実だ。
ここでも野党なら、アベノマスクにイチャモンをつけるのではなく、マスクにかかった予算の別の使い方を提案して、国民の支持を集めるべきだ。
本来ならヒダリ巻き連中だって、そんな野党の政治姿勢に期待しているはずだし、そんな野党の姿勢の積み重ねが、支持者を増やす結果になる。
それこそが、望むべき民主主義のはずだ。