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児童ポルノの加害者と被害者

世の中には、一般的にはどうにも理解できない嗜好を持った連中がいる。
そしてその典型が、年端もいかない幼児を性の対象と見てしまう性癖だ。
児童ポルノの定義は18歳以下を被写体の対象としたものらしいが、実際には年端もいかない、幼児としか言いようのない子供達が被害者となるケースが多いらしい。
自民党公明党が、この児童ポルノを所持しただけでも罰則を科すことを検討しているが、大賛成!!!
アグネスチャンも、涙ながらに児童ポルノの禁止を訴えていた。
イスラム圏では、同性愛すら犯罪であり、キリスト教でも、神の教えに背く行為と見られている。
個人の性癖だからと、小児ポルノ等を大目に見ている国は少ないのではないだろうか。
全く理解できない感情であり、個人的にはいくら罰則が強化されても何ら痛痒を感じない。

どんなに変わった性癖でも、それが他人に迷惑をかけない範囲なら構わないだろう。同好の士がこっそり集まり、自分達だけの世界に閉じ籠ってさえいれば、他人からとやかく言われる筋合いではない。
ただ児童ポルノの場合は、基本的には一方の性癖を満足させるために、一方で被害者が発生する事になる。
被害者となった子供達は、一生涯消える事のないような心の傷を負うだけでなく、最悪は殺害されてしまうケースもあるようなので、むしろ、子供達を変態的毒牙から守る事が出来るのなら、加害者に厳罰を課す方が良いとさえ思う。

とは言うものの、必ずしも児童ポルノの被写体が全て可哀そうな被害者とも思えないのが、この問題の解決を難しくする。
我々は、「いたいけで可哀そうな子供達」と一括りで見がちだが、カネになるのだったら幼児売春さえ厭わないガキドモと、それを漁る見苦しいオトナドモがある割合で存在するからこそ、規制の為の法律を強化しなければならないのが実態だろう。

「子供だから善悪の判断がつかない」とか、「将来のある子供だから」とか、児童ポルノの被写体となった子供を擁護しがちだが、本人の意思に反して仕立て上げられた場合と、本人に罪の意識がなかった場合とでは、扱いに違いがあって然るべきではないだろうか。

基本的には自己責任が全てだろう。
加害者を厳罰に処すのは当たり前だが、被害者の方も、例え善悪の判断がつかない子供と言えども、やはり積極的に犯罪に加担した人間には少年法の庇護は不要であり、罰則による矯正指導が必要だと思っている。