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森友学園を問題視する民進党とマスコミ

森友学園問題で、マスコミと民進党が鬼の首でも取ったように大騒ぎしている。

マスコミの問題点指摘は

  ・国有地が超安値で森友学園に販売されたが、値引き理由のごみ処理費用が不透明

  ・安倍晋三夫人の安倍明恵氏が、この学を園の名誉校長だった

  ・この学校は安倍晋三記念校の名目で寄付を募っていた

  ・またこの学園が経営する幼稚園では、園児に教育勅語や安保法案賛成を唱和させている

と、おおよそこんなところだ。

 

マスコミも民進党も、何が何でも安倍晋三森友学園の癒着構造を作り上げたいようだ。

しかし安倍首相自身は、「職を賭して、土地取得に関して一切関与していない」と明言している。

仮に今後の調査で、安倍首相の関与が証明されたら、首相だけでなく国会議員もやめると言っているのだから、後は捜査結果を待てばよいと思う。

 

しかしながら、この学園の教育方針を問題視する報道には、異議あり!だ。

 

この学園が、いわゆる右翼的思想で運営されているのは間違いない。

しかしこの学園は、私立だ。

だからこの教育方針が気に入らなければ、最初から子供を入園させなければ良いだけの話だ。

年端もいかない幼稚園児が、安保法案の是非とか、中国、韓国の外交方針について理解しているはずがないとの批判もある。

それはその通りで、この子供たちが自らの判断で、「安保法案が成立してよかった」などと唱和しているのではないだろう。

園児たちが安保法案に賛成なのは、幼稚園の教育の結果であり、親がそのことを理解した上で、子供をこの幼稚園に預けている所為に違いない。

 

しかし、そのどこが問題なのか?

 

今回の子供の行動を問題視したマスコミの中で、首に「戦争法案反対」のプラカードを下げた子供が親に連れられて安保法案反対のデモに参加したことを、非難したケースは一社もない。

子供への教育という観点では、両方とも全く一緒だが、「安保法制反対」は問題視せず、「賛成」だけを非難するのは、誠に勝手なダブルスタンダードだ。

更に言えば、塚本学園の幼児への右翼的教育が問題なら、幼児同伴でキリスト教教会で説教を聞くことも問題視しなければならなくなる。

子供の前で両親が政治の話をすることも、偏向教育になりかねない。

 

しかしそんなバカなことはない。

子供は、自我に目覚め親離れをした後から、自分の思想に沿って生きていく。

逆に言えば、ある年齢までは子供に一番影響を与えるのは親の考えであり、親には「これが正しい」と信じる考えで子供をしつける義務がある。

それを赤の他人に、とやかく言われる筋合いはない。

 

民進党が、安倍首相を追い込む材料を発見した積りでシャカリキに力むのは、「相変わらずの揚げ足取りだナァ」と呆れるが、八方塞がりで存在感を示せない政党の行動としては未だ理解できる。

しかし、眉をひそめて森友学園の教育について誹謗中傷するマスコミは、実は「右翼思想は間違いで、左翼思想が正しい」との先入観を押し付けているに過ぎない。

それならいっそ、如何にも客観的報道を装うのではなく、「私たちは左翼です」と自らの主義主張を明らかにした上で、視聴者へ情報提供をするべきだ。