年を取ったので朝早く目が覚める。
そうすると最近ではサッカーユーロ２００８のライブ中継をやっている。
これが面白い。
結局決勝戦は、ドイツ対スペインと本命同士の戦いとなったが、予選から準決勝までの各試合とも緊張感に漲っており、時間がたつのを忘れて見入ってしまう。
ユーロ２００８の最中にワールドカップのアジア予選があり、日本対バーレーン戦も見たが、こちらの方は残念ながらスケールと言い、各選手の技術レベルと言い、ユーロ２００８とは格段の差があった。
第一、 終了間際の唯一の日本得点は、どう見ても想定外のマグレでしかなかった。
しかしあんな点の取り方でも、勝った事を喜ばざるを得ない日本サッカーの現状が悲しい。
ユーロ２００８で、もしもゴールキーパーがあんなプレイを仕出かしたら、即刻本国送還となるだろう。
日本がワールドカップ本選に進めるのかは分からないが、たとえ首尾良く予選を突破しても、ワールドカップでの大活躍は夢のまた夢としか思えない。
ユーロ２００８を見ると、そんな絶望的な思いに駆られる。
準々決勝でオランダを粉砕した今回大会のシンデレラボーイ、ロシアのＦＷアルシャビンを日本に帰化させる裏技しか方法がなさそうだ。
ユーロ２００８決勝戦ではスペインがやや有利と予想されているようだ。
確かに準々決勝で、優勝候補の一角イタリアをＰＫ戦で撃破した運の強さ、準決勝で波に乗るロシアを鎧袖一触で蹴散らした試合運びのうまさから、初めて予選から全勝のチャンピオン誕生を予感させる。
一方のドイツだって、準決勝で今大会逆転に次ぐ逆転で旋風を巻き起こしたトルコを３－２で退け、四度目の優勝にリーチ！
２９日オーストリアはウィーンで開催される決勝戦が楽しみだ。
因みに、前回のワールドカップで日本チームの戦績予想で見事に正解した僕は、ド素人の直感で、
２－１でスペインの優勝と予想する。
