昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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スペインはバレンシアでっせ。

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同名のプロサッカーのチームがあったような気がするスペインのバレンシア
人口80万人、地中海に面したスペイン第三の町だが比較的地味。
昨年国際ヨットレースのアメリカズカップ、今年はFIヨーロッパが開催された。
パエリア料理の発祥の地らしいので、さっそく件の同僚二人や欧州社員達合計6名で出かけた。

驚くなかれ、有名店は早くても午後8時からオープン。
それまではビールでも飲みながら時間をつぶすしかない。
海辺を散歩していると、クローズの店がたくさんある。
原油高騰で世界不況の影響がこんな所にも」と一人合点していたら、案内のドイツ人が、「彼らはバカンスに出かけているだけ」と教えてくれた。
夏の終わりとは言え、浜辺では午後八時近くでも多くの人が泳いでいる。
日本的に見ればまさに書き入れ時のはずだが、仕事より家庭のスペイン人には何よりもバカンスが優先されるようだ。

午後8時。
店の前は予約客で長蛇の列。
一人だけ背広姿で支配人風のオッサンが、グループ毎に予約席へと案内していく。
我々は、バレンシアオレンジたっぷりのスペイン名物飲み物サングリアで乾杯。
アンチョンビやイカフライ、小エビのニンニク炒め等、名物料理をガンガン食べお腹一杯になったが、最後は極めつけの名物パエリアに挑戦。

感想は、「ウ・マ・イ!」
写真の大皿は、わずか15分後に見事に食い尽くされてしまった。
ここでは、更にこの後デザートを食べるのが普通らしく、キャラメルがふんだんに分厚く乗った、如何にも高コレステロールのアイスクリームが到着。
全部を食べ終わったのが午後10時。

満腹、満腹で、「サァこれにてお開き、ホテルへ帰って寝よう」の時間帯だが、ヨーロッパ勢は「10時から某社のパーティがあるので参加する」と言い出した。
さすがにこんな肉食人種とは付き合いきれないので、現地でバイバイ。
後日談では、彼らは翌朝の五時まで飲んでいたとの事。
ヨーロッパでは遅くから飲み始め、朝まで飲み続けるのは至って当たり前らしいが、体力のない我々には真似の出来ないスタミナだ。

バレンシアには三泊四日間滞在。
こんな町でも三軒の日本料理屋を発見したが、この間は徹底的にスペイン料理を満喫した。