昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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脹脛健康法

脹脛と書いて、ふくらはぎと読む。
そして、脹脛健康法と言っても、さほど大層なものではない。

ふくらはぎは「第二の心臓」と言われるほどに重要な部分だが、意外に知られていない。
いわゆる「エコノミー症候群」だって、長い時間同じ格好でいた為にふくらはぎが固まってしまい、ドロドロの血液が体を回る事が原因。
また血液が濃くなると、中高年にとって恐怖の病気、脳梗塞を引き起こしかねない。

僕自身の経験で言えば、あるコンペに参加した時の事。
第一組でスタート後、四番ホールくらいまで進んだころ、急に救急車がコースに入ってきた。
そのままハーフが終わり、幹事さんに「何があったのか?」と聞いたところ、三組目主催者側の常務さんが「足が痛い」と言い出し蹲ったので、とりあえず病院に連れて行ったらしい。

「ヘ~ェ、大丈夫ですかね?」などと気楽な会話の後、午後のプレイ開始。
その後順調に全員ホールアウト、風呂からあがって表彰式となったが、主催者側の社長挨拶は開口一番、
「皆さん悲しいお知らせがあります。先ほど弊社常務が運び込まれた病院で逝去したとの事です」

全員唖然茫然。
葬式の準備の為に、もう表彰式どころではなくすぐにパーティーはお開きとなった。
この時に隣にいた人から、「足が痛いのを軽視してはいけない。足は第二の心臓だから」と注意された。
それ以来、ゴルフの後入浴した時、湯船の中でじっくりと時間をかけてふくらはぎを揉み解す事にしている。
それまでは、翌日にふくらはぎが固くなっていたが、効果は覿面。
すっかり疲れも取れる。

ひたすら両足のふくらはぎを揉むだけなので全く金もかからず、また特別な技術も不必要。
若いころは、走ったり歩いたりした後、ふくらはぎが痛くなっても回復も早く平気だったが、年齢を重ねるに従い体も極端に老化している。
用心するに越した事はない。