昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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睡眠不足

会社の後輩が事故を起こした。
運転中に急に意識を失い電柱に衝突、幸い車が大破しただけで本人は無事。
入院して原因究明したが、脳にも異常がない。
結局は、なぜ意識不明になったのかは原因不明のまま職場復帰してきた。

先日彼と一緒に出張したので、それまでに何か自覚症状がなかったのかを聞いてみた。
すると彼は、「実は夜、なかなか眠れない」と打ち明けた。
まず寝つきが悪い。
やっと寝ると、すぐに目が覚める。
途中の眠りも浅い。
こんな事を繰り返しているらしい。

結構悩んでいたので、「そんなの、僕も一緒さ。気にする事ないよ」と励ましておいた。

実は最近になって、睡眠にも体力が必要だと痛感している。
休みともなると、我が家の息子や山の神は延々と眠り続ける。
ところが当方は、いつにも増して早く目が覚める。
一旦そうなると、もう眠れない。
だから、早朝から起きだして、ゴソゴソ蠢き始める。
睡眠不足が続いているが、だからと言って日中眠くなるわけでもない。
本来なら、事故を起こした後輩と同じように悩まないといけないのかもしれない。

しかし、こんな程度で悩むのも損な気がする。
ナポレオンは一日三時間しか寝なかったらしい。
数年前アメリカンフットボールでスーパーボールチャンピオンになったバッカニアーズの監督も、異常に眠らない男だったらしい。
そんな偉い人とは比ぶるべきもないが、平凡な市井の中高年は一日五時間程度の睡眠時間でも健気に生きている。

深夜に目が覚めると心細い思いにもなるが、それ以上眠れないのなら起きだすに限る。
そう思って、サッサと寝室を後にしている。

人間、眠らないと死んでしまう。
だから本当に体が睡眠を必要になったら、その時はきっと眠れるだろう。
眠くなったら寝る、そう気楽に考えている。