昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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キム・タク英会話の後日談

キム・タク氏ともあろう御仁の英会話が通じなかった。
テレビ界の英雄、キム・タク氏のマイナスイメージは、当方の様な僻み根性の塊みたいな一般人には蜜の味がする。
また、英会話初心者として連日苦労している当方、同病相哀れむで痛快の極みと思ったが、些かヌカ喜びだったようだ。

諸々情報を集めると、
・スーザンおばさんがキム・タク英語を聞いていなかった(Or聞こえなかった)
・通訳が早めにシャシャリ出たので、いかにも通じないように感じられた
テナ感じで、キム・タクの英語は「それなり」だったようだ。
もっとも難しいフレーズでもなんでもなく、単に「よくいらっしゃいました」程度の英語だから、本来なら通じないはずはない。
諸説紛々の中には、「スーザンおばさんはスコットランド訛りだから、キム・タク大先生のキングズイングリッシュが通じなかったのでは」みたいな、キム・タク贔屓の見方もあるが、いかに田舎訛りでも「Thank you for coming」程度の英語が分からないわけはない。
事実は、スーザンおばさんがキム・タク大先生は日本一の人気者であることを全く知らず、彼からエスコートして貰ったにも拘らず、まるで注意を払っていなかっただけなのだろう。
通常は大仰なリアクションが期待される外国人にシカトされると、日本を代表するゲーノー人キム・タク氏も、さぞかし面食らった事だろう。

通常外国人は、こっちは不安気に英語で喋っても必死に聞き耳を立ててくれる。
むしろ発音を気にして、thは舌を噛むとかrは舌を丸めるとか余計な事を考え過ぎると、肝心の意味が通じたのかは二の次になってしまう。
気合一閃で喋ると、米(rice)と虱(lice)の発音が間違っていても、どんなデリカシーのない外国人だって、まさか「虱を食べた」などとは思わず、たいていの意味は読み取ってくれる。
我々日本人が、韓国人の濁音の発音が間違っていても、彼らが言わんとすることは理解できるのと一緒だ。

とは言え、キム・タク氏とスーザンおばさんのやり取りをユーチューブで確認する事はできない。
NHKが肖像権を持ち出し、削除しているらしい。
またキム・タク氏所属の事務所も、本件へのコメントは出さない。
どうやら、様々な揣摩憶測が流れた事から、キム・タク大先生とその周辺はプライドを傷つけられ、大層おかんむりのご様子だ。

であれば、天下の二枚目キム・タク氏がスーザンおばさんのお眼鏡に適わなかった上に、自信満々の英会話で不愉快になっただけでも、今回の紅白歌合戦は見る価値があったなぁ。
眞に残念!
来年は、何十年振りかで紅白を見てみようかな。