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続・ロンドン市内観光

旅も残り二日。
天気にも恵まれ、体調もよく、食事も進む。
朝食は、ホテルの近所で寿司弁当を購入。
決して美味くはないが、イギリスのフィッシュ&チップスに比べれば格段に優れる。
ここイギリスでも、日本食は大ブームのようだ。

前回見逃した、ウェストミンスター寺院から見学開始。
ここはルートさえ間違えなければ、ホテルから10分もかからない。
順調に到着するも、急遽開場時間が11時からに変更になっていた為、今回も見送りとなる。
仕方なく、目的地をバッキンガム宮殿に変更。
ここは、先のロイヤルウェディングで、パレードの華だった場所。
数万人が集まったのではとも言われた。
公園を散歩すると、水仙の花が全て踏み潰されている。
きっとその時の群衆の所為だろう。

衛兵の交代式までは2時間近くあるので、これもギブアップ、次にナショナルミュージアムへ。
ここも世界中の名画が陳列されているが、入場料は無料。
フェルメールも二点あった。
しかし余りに量が多すぎるので、見ているうちに疲れてしまう。
ヨーロッパにはキリスト教を題材とした絵画が多い。
微に入り細にわたって、キリスト様の素晴らしさを描きこんでいる。
宗教心が厚くないと絶対に書けない作品ばかりだが、敬虔な無宗教徒の当方はどれを見ても感激が薄い。

昼食は、最近流行のタイ料理屋「PATARA」へ。
地下鉄を乗り継いで、高級住宅地のサウス・ケンジントン駅へ。
そこからわずか二分の道だが、完全に迷子になり、道を聞く事6人。
人によって言うことがバラバラで、全く逆方向を指示して「バスを利用しろ」とアドバイスする人や、右と左を完全に間違える人もいた。
結局30分ほど掛かったが、やっと発見。
そこまで苦労して見つけた店だが、味の方は今ひとつ。
しかし人気は抜群のようで、客の数は多かった。

夜はミュージカル、「レ・ミゼラブル」見物。
場所はホテルから歩いていけるので、今回のロンドンで悩まされた迷子になる心配はない。
ストーリーは分かっているが、歌の英語を聞き取るのは大変難しい。
それでも、迫力ある舞台を最後まで楽しみ、午後10時に終演。
駅前で大道芸人が、リンボーダンスや輪抜けを演じているのを見物しながらホテルに帰還。
これにて、イギリス最後の夜が終了。