昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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なでしこサッカーは素晴らしい

日曜日午前4時にテレビをつけた。
もちろん女子サッカーワールドカップ、ドイツ対なでしこジャパンの準々決勝を見る為だ。

とは言え、眠い。
最初の90分は、ほとんど見ていない。
珠にアナウンサーの絶叫が聞こえるが、睡魔には勝てない。
やっと目覚めたのは午前5時半。
ほとんど後半も終わり掛けだった。
しかし圧倒的にドイツが攻め立てているが、何とか0対0で延長戦突入。

体つきは大人と子供。
なでしこ連中は、ゲルマンデカオンナの間を、まるで独楽鼠のようにチョコマカ走り回るが、日本のゴール前にボールを上げられると生きた心地がしない。
延長の前半も、必死のディフェンスで、0対0のまま。
解説者のオネエさんは、「終盤にゴールを挙げて欲しい」とか「ロスタイムでゴールを」とか、まるで願望ばかりを喋っている。
そんなの素人のお願いレベルと一緒。
解説者なら、「こうすればゴールが決まる」とかの技術論を喋って欲しいものだ。
休む間もなく、延長戦後半へ。
と、スタート直後に澤選手のナイスパスに丸山選手が反応、角度のない所から見事なシュートを決めた。

実はワールドカップとなると俄解説者「セルジオ・越前」を自称している当方、延長の前半が終わった時点で、この試合を「0対0の引分け、PK戦でなでしこ敗退、よく頑張ったの称賛で今回は終了」と予想していた。
ところが、あの強豪ドイツ相手にリードしてしまったのだから吃驚。
それからの15分間の長い事!

ゲルマンデカオンナ共が、日本のゴール目指して怒涛の総攻撃。
なでしこ連中も、形相を変え、必死に体を張った守備をするが、劣勢は明らか。
今にも同点ゴールが決まりそうで、見ている方も力が入る。
試合終了の笛が鳴った時は、どっと疲れが出た。
正直言って、なでしこ連中の中には当方の好みのタイプはいない。
しかし、まさか勝つとは思っていなかったので、そんななでしこ連中でも大喜びしている姿を見て、不覚にも涙が出てしまった。

女子サッカーは、いつの間にやらワールドランキングは世界四位。
男子より早く、ひょっとしてワールドカップベスト4まで行けるかもしれない。
更にひょっとすると、決勝戦まで駒を進めるかもしれない。
流石に優勝はないと思うが、大いに夢を見せてくれる。

いずれは、アフリカ勢や南アメリカの強豪国が、女子ワールドカップの常連になるだろう。
今のうちに決勝戦まで進出しておかないと、体力に劣る日本の活躍の場はぐっと少なくなる。
次の準決勝戦も、必死に応援する事にしよう。
なでしこガンバ!