昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

恥ずかしながら

パソコンで文章を作ると、とんでもない変換ミスをしてしまう。
今回も、「渾身のレポート」が、「懇親」になってしまった。
悪口三昧の積りが、良いとこ探しなってしまうなんてまるで脈略がなくなるし、個人的にはとっても気恥ずかしい。

過去にも、変換ミスを仕出かしたことは多い。
最悪だったのは、「事態は渾然一体となった」と書くところを「婚前一体となった」と変換し、女性社員の顔を赤らさせてしまったことだ。
営業担当の全員に、「経済状況が悪化しているので、倒産に関する情報を集めるように」とメールした積りが、「父さん情報」になっているのを気づかず、全く緊張感のない指示になって赤っ恥をかいた。
女性社員の昇格を、「目出度い快挙」と書いた積りが「目堕胎快挙」となり、折角のお目出度い話なのに何て不吉なと、眉を顰められたこともある。

いずれのミスも、自分が手書きで作った文章ならありえない。
しかしパソコンに文章を書き込み、それを適当に変換していて、とんでもない間違いにも気がつかないままになってしまったケースだ。

またメールで喧嘩をすると、収拾が付かなくなってしまうことが多い。
相手を攻撃したり、反論したりする時、手書きの場合はあまり過激な言葉を使うと相手を傷つけるので避ける配慮があるが、文字を変換する場合は、自分の言葉ではないような気分になるので、トコトンやり込めても、相手の痛みを感じない。
余談だが、変換の場合は読めるけど書けない漢字や、やたらと画数の多い漢字を使いがちになる。

僕のように頭の整理が悪く、思いつきで話すことが多い輩には、パソコンで文章を作ることができるのは大変ありがたい。
頭に浮かんだ文章を、取りあえずドンドンパソコンに入力する。
その後、書き込んだ文章を整理して、完成する。
消しゴムも鉛筆も不要で、あっちに持っていったり、こっちを削除したりして、あれこれひねくり回しているうちに、ソコソコ起承転結の形が付いてくる。
今更、手書きの文章など出来なくなってしまったが、その分変換ミスのリスクを背負い込んでしまった。

精一杯注意する積りだが、所詮は粗製乱造型なので、今後ともミス撲滅の自信はない。
予め、「ごめんなさい」と謝罪しておいた方が無難のようだ。