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プラハ市内観光

今朝は先ず一番で、プラハの次の目的地、チェスキィ・クルモロフへの乗車券と、そこからウィーンまでの乗車券購入に出かける。


ところが、チケット売り場のはずのホテルに近いチェスクでは、当日分しか販売していないと言う。
係員に教えて貰った、バスのチケット売り場を探して歩いたが、道に迷ってしまった。
通りすがりの人に道を尋ねながら、やっとのことで目的地に到着、取り敢えず行きのチケットを確保。


続いてチェスキィ→ウィーンまでは別の鉄道なので、地下鉄を利用して第二のチケット売り場を目指す。
プラハに着いて初めて分かったが、実はチェスキィ・クルモロフは、景色の見事さで人気沸騰、チケット手配が大変らしい。
一瞬、昨年のノイスヴァインシュタイン城の悪夢が、頭をよぎる。
苦戦したが、何とか全線の交通手段を確保して一安心。
駅のトイレに行くと、費用が昨日のデパートの二倍料金で20クロネになっている。
しかしこれは優れものの機械で、ユーロにもクロネにも対応していたのに驚いた。


チケット手配後は、プラハ城へ。
近くの地下鉄駅からも上り坂が続き、やっと到着したら、チケット売り場が長蛇の列。
並ぶこと30分で、やっと全施設入場券を入手。
ところが最初の施設では、更に長い列が出来ている。
まるで浦安のディズニーランド状態なので、入場をギブアップ。
二番設備も同様なので、これもパス。
三番設備は大した列ではないので並んでみたが、人気がないのも納得で、中は全くパッとしない。
しかしとにかく、至る所が人、人、人。
やむなく、残りの権利を放棄して帰路につくが、同じような連中が大量に歩いているので、その流れに従うだけになる。
やっとカルレ橋まで戻ったが、この橋にも大量の人がごった返ししている。
結局は、ただただ歩いているだけで、三時間も過ごした。


ホテルで休養後、夕食はスパゲッティ。
ベルリンのスパゲッティショップは、インスタントに毛の生えた程度の代物だったが、プラハ版は本格派。
おまけに、野菜サラダまで新鮮で、大満足。


その足で、現地で予約したヴィットリオ・グリゴーロのコンサートへ。
今年の、メトロポリタンオペラ、ホフマン物語の、主役を張ったイタリアのテノール歌手だ。
午後7時半開演で、9時過ぎに終了したが、乗りに乗ったヴィットリアさんは、何と四曲もアンコールにこたえてくれた。
更には、顧客のオバアチャンとの、ダンスまでサービス。
ヤンヤの喝采が鳴り止まず、結局は30分以上も延長になった。
まだ若手に属する歌手だが、歌は上手いし、ファンを大事にする姿勢も強い。
将来性豊かな歌手のコンサーとを見ることができたのは、プラハ訪問最大の収穫だった。