昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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嫌韓ブック

彼の国、韓国では、反日教育が徹底されている。
とにかく、幼い時から「何でもかんでも日本が悪い」と教えられる。
昔風に言うと、「電信柱が高いのも、おサルのお尻が赤いのも、みんな日本が悪いのよ」と叩き込まれるのだから、連中の反日意識は半端ではなくなる。
そんなお国と、仲良くできるはずがない。
不肖私メ、一介の市井之徒に過ぎないが、作用反作用の法則のごとく、韓国人が日本を嫌うのに比例して、韓国人を嫌う老人と化している。
 
その嫌韓老人は、韓国の反日教育に負けないよう、最近結構多数発刊されている、いわゆる嫌韓ブックを買い込み、理論武装に余念がない。
それは「この一冊で韓国問題丸わかり」の、パート1とパート2の二冊。
渡部昇一黒鉄ヒロシ呉善花、室谷克美等、錚々たる反韓国の論者が筆を執っている。
しかしこの手の本の内容は、彼らが強く批判してやまない韓国人同様に、極端にエキセントリックだ。
 
韓国人の思考プロセスでは、中国人>韓国人>日本人の順番にランクづけられているらしい。
韓国人は、中国とは陸続きで、その昔から度々侵略され、長きにわたって中国の属国だった劣等感が抜けず、自分たちが中国人に劣っているのは認めているが、隣の島国、日本人に劣っているはずがないと信じている、あるいはそう信じたい民族だと書いている。
その歪んだ劣等感が裏返しになり、全ての文化は韓国が発祥の地と妄想する、ウリジナル思想へとつながる。
あの劣った日本人に、武術や文化を生み出す能力があるはずがなく、日本刀や桜まで、韓国で生まれたと思いたいらしい。
そのくせ、韓国人が現在やっているのは、日本人や優れた外国製品のパクリばかり。
韓国と中国は、特許や意匠権などは全く無関心で、とても先進諸国の仲間入りなど覚束ない劣等国家と断じている。
 
また司馬遼太郎史観の「日本人の先祖は大陸から渡来した」のもまるで逆で、日本人と韓国人の顔が似ているのは、縄文人が韓国に上陸した結果であり、寧ろ日本人が韓国の文化を作った先祖との意見もあった。
因みに、日本人と韓国人は、一見似た顔をしていても、細部はかなり違う。
それは、日本が島国なので縄文人のオリジナルを維持し続けたのに対して、韓国は数多他国の侵略を受け、その度に血が混じり、性格も獰猛になった所為だとも主張している。
ここまでくると、些か我田引水であり、余り科学的な検証の結果とは思えない。
韓国への悪口を羅列した内容では、朴槿恵の告げ口外交を笑えない。
 
それなりの読後の爽快感を求めて購入したが、果たしてこんなもので自己満足に浸っていていいのだろうか?
韓国では国家を挙げて、反日教育に血眼になり、一方の日本ではこんなタイプの本が巷に溢れかえっている。
これでは、日本と韓国が仲良くなるはずがない。
当方、筋金入りの嫌韓老人だが、韓国を悪しざまに罵っているだけでは、彼の韓国人と同じレベルに過ぎないと思わざるを得ない。
ここは大人の対応で、いくら韓国に絡まれても、一切無視!
彼の国に対しては、「アッシには関わりないことでゴザンス」と、木枯紋次郎バリにシカトを決め込むのが良い。