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奥入瀬渓流紅葉の旅

今年の春に、東北地方へ桜の花見に出かけた。
今回は、東北地方への紅葉見学。
 
先ずは午後3時、東北新幹線はやぶさグランクラスを利用。
チョイト贅沢気分で、飛行機の機内食並みのサービスを期待したが、出てきた軽食は大したものではなくてガッカリ。
八戸到着後にレンタカーを手配して、一路奥入瀬渓流へ。
途中の路上掲示板に度々、「奥入瀬渓流道路混雑注意」と表示されている。
この時期の奥入瀬渓流は大人気で、観光客が車で押しかけてくるようだ。
 
現地到着は午後4時。
夕刻にも拘わらず、最初の石ヶ戸休憩所には観光バスの中国人観光客が溢れていた。
ここから十和田湖目指して進むのだが、さすがにこの時間では観光客は少ないはずだ。
そう思ってスタートしたが、それでも要所要所には多くの車が路上駐車していて、多くの観光客が写真撮影に興じていた。
 
奥入瀬渓流の最大の特徴は、道路と川面の距離の近さだ。
通常の渓流は、激しい川の流れを遥か高い場所から見物するのが相場だが、ここでは手を伸ばせば水に触れるような距離感だ。
またウォーキングや自転車利用の観光客も多いが、その大半は日本の年寄り組。
奥入瀬渓流中を、中国人と、日本人の爺さん、婆さんが跋扈している。
ここの最大の見せ場は、銚子大滝。
決して高い滝ではないが、優雅さと美しさは一見の価値あり。
イメージ 1
 
5時を過ぎて暗くなりかけてきたので、宿舎の十和田湖グランドホテルへ急ぐ。
すると妻が、途中の十和田湖にある「乙女の像」を見たいと言い出した。
軽い気持ちで十和田湖周遊遊覧船乗り場に駐車し、徒歩で乙女の像を目指すが、行けども行けども辿りつかない。
20分近く歩いてやっと目的地に着いたが、最早日没で寒くなってきたので、すぐにUターン。
イメージ 2
 
午後6時半、ホテル到着。
夕食の時間に周囲を見渡すと、ここもまた圧倒的に中国人が多い。
世界中のどこでも大騒ぎしている中国人に、わざわざ日本にまで出かけて、紅葉を愛でる感性があるとは信じがたい。
恐らくは、小金を儲けた連中が、日本の名所旧跡を訪問することそのものに意義があるのだろう。
 
日頃は反日教育で、日本を嫌っているはずなのに、一方では、日本のホスピタリティへの憧れがある。
日本の観光地にとっては、来てくれるなら中国人でも韓国人でも大のお得意様。
そんな連中を捕まえようと、旅行者とタイアップしての情宣活動に余念がない。
その結果日本だけでなく、世界中の観光地が、うるさくて仕方がない中国人集団に占拠される。
隣で、ナイフとフォークを使ってパンを食べている中国人親子を見て、何とも複雑な思いに駆られた。
 
夕食後は、露天風呂へ。
デカイ湯船に、客は僕一人、
風呂の中で、思う存分手足を伸ばせば、疲れも全て吹き飛ぶ気分になる。
午後9時には熟睡して、初日が終わった。