昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

恐怖のゴルフ熱中症

丸々二か月ぶりにゴルフに出かけた。

場所は、今や唯一のホームコースとなった、家から車で五分の河川敷コース。

当然ながら、手押しのカートでのプレイとなる。

今回は、誕生日プレゼント券があり、加えて70歳以上の高齢者は税負担なし。

要は、全くタダでゴルフができるのだ。

 

ところが、定年後のゴルフにいつも付き合ってくれていた妻は、「暑いからヤダ」と同行拒否。

やむを得ず一人で赴き、朝一番のスタート時間を確保。

この日で、長かった梅雨が明けたらしく、早朝から猛烈な暑さだ。

もう一人のメンバーとの、二人プレイとなった。

 

天候は晴れだが、朝霞がかかっていて、ボールが見えにくい。

ご機嫌にスタートしたものの、いきなりティーショットが右のラフに入り、ボールが行方不明に。

同伴者は一所懸命に探そうとするが、こちらの最大目標はリハビリなので、サッサとロストボールを宣言でその場からプレイ再開。

ルール上は元の位置に戻らないといけないが、そんな殊勝さは皆無だ。

 

しかし、久しぶりの実戦にしては、ショットは良好だし、スリーパットもない。

ところが数ホール進むうちに、暑さにどんどん体力が消耗しているのを実感する。

押していくカートは重たくなるし、水分補給が頻繁になってくる。

はた目にもバテテいるのが分かったようで、とうとう6番ホールで、同伴者から「後ろも来ないので一休みしましょう」と、声をかけられてしまった。

 

それでも気を取り直してプレイに戻るが、何せボールの行方が全く分からない。

ボール探しは、全て同伴者任せで、ただショットするだけになると、申し訳ない気分になってくる。

それと比例するように、疲労度が更に増してくるが、実はこの感覚は、その昔ゴルフで熱中症を患ったのと同じだ。

この時は、プレイ後の風呂で脹脛に激痛が走り、そのまま動けなくなってしまった。

同じ症状で、救急車で病院に運び込まれたが、数時間後に死んだ人も知っている。

 

これはヤバイ!

ついに、9番ティーグラウンドで勇気ある撤退を決意し、リタイアを宣言した。

一旦スタートしたからには、死んでも完走するべし!

一昔前なら、そんな気合をかけていただろうが、心臓に持病を抱える身としては、無謀なチャレンジは命取りになる。

また、プライベートゴルフに、命を懸けるまでの使命感はない。

 

坂道を登ってクラブハウスまで歩く体力は残っていないので、そのまま車に直行し、クーラーを最強にしたまま休憩すること15分。

やっと人心地着いて、先ずは荷物を片付け、ノソノソとクラブハウスに辿り着いてシャワーを浴びる。

この間、水分は浴びるほど飲んでいるので、発汗量もすごい。

シャツもズボンも汗まみれで、脱ぐのにも一苦労する。

 

未だ沸いていない風呂水の温度は30度もないが、却ってその方が浸りやすく、たった一人で思う存分体を伸ばすことができた。

どうやら、熱中症にはかからずに済んだ。

これに懲りて、少なくとも乗用カートがなければが、夏場のゴルフはやめよう。

この歳になると、無理は禁物!

 それにしても同伴者は、「ではお大事に」と声をかけた後、この暑い中を元気いっぱい次のハーフにチャレンジして行った。

同じ歳なのに、気息奄々の僕とはエライ差があるナァ。

次は、涼しくなった頃に、先ずは1ラウンド完走を目標に、ソロリソロリと再始動だ。

YAHOOブログからの引っ越し完了  

実はこのHATENAブログ以前に、13年間ほどYAHOOブログをやっていた。

それが突然、「今年末を以てYAHOOブログのサービス終了」が通知された。

 

長年慣れ親しんだブログだけに、途方に暮れたし、これを機に辞めようかとも思った。

しかし、ブログの文章を紡ぐためには、様々な情報を入手しないといけないし、単語を使いこなす必要がある。

これはとりもなおさず、身近に迫っている「ボケ」防止に有効なのではないだろうか。

そう思って、ブログを続けることにした。

 

次の大問題は、「ではどこのブログに引っ越すか?」になる。

当初はAMEBAブログと思ったが、今一つ使い勝手に満足がいかない。

結論として、HATENAブログに決めた。

今年の5月のことだ。

 

その後にYAHOOが、移行ソフトを提供すると発表した。

ところが何故か、他の三ブログが5月に提供済みになったのに比べ、HATENAだけ「7月以降」とつれない。

果たして移行できるのか不安になっていた、その7月もほとんど終わりの30日、待ちに待ったHATENAブログへの移行ソフトが掲示された。

 

もともと僕は、メカやソフトにはからっきし弱い。

だから、慣れた連中には簡単な手続きでも、他人様の倍近い時間がかかる。

試行錯誤を繰り返した結果、何とか全記事の移行を完了できた。

その結果、HATENAブログでちょうど100だった記事が、一気に2700近くに増えた。

終わってみれば大したものではなかったが、本人には「ヤッタゾ!」のような、結構な達成感がある。

 

どの記事も、その時々で、一所懸命に頭を捻って書いたものなので、愛着がある。

またいい加減な内容であっても、筆者は真面目に取り組んだ積りだ。

何よりも、全ての記事が、自分の思いを伝えたい一心のオリジナル作品なので、自分なりに自信と誇りを持っている。

 

そんな記事が一堂に会したのだから、感慨ひとしおだ。

ちょうど、子供たちが全員、我が家に集まって家族の団欒が始まった感じだ。

たまに、昔を思い出して、読み直してみようと思っている。

 

サァ、また明日からも、頭をひねりながら、ブログ記事を作っていこう。

NHKの偏向ニュース  

 

日曜日午後7時からの、NHKニュースで目を疑った。

この日も、それまでは「日本の韓国への輸出規制」が日韓関係を悪化させたと報道していたが、何度も世耕弘成経済産業大臣に抗議され、さすがにタイトルは「輸出手続きの問題」と切り替えていた。

ところがそんな重要な部分の説明はすっ飛ばして、NHKが長々と垂れ流したのは、大垣市と韓国の少年サッカーチーム交流についてだった。

 

どんなに韓国贔屓のNHKでも、今回の韓国の所業については応援のしようがない。

それはそうだろう。

韓国は、日本から兵器に転用可能な物質を入手した後、それがどこに行ったのかを明確にしないのだ。

やれイランとか、はたまた北朝鮮とか、すぐ傍に核兵器開発の疑われるきな臭い国家があるのに、韓国は頑としてエビデンスを公開しない。

こんな訳の分からない国に、今まで通りに戦略物資の輸出を続けろと主張するのは、韓国のためなら世界平和が危機に陥っても結構と考えている、頓珍漢サヨクだけだ。

身内に韓国出身者を抱えていると噂されているNHKでも、こんなあからさまな反社会報道はできない。

 

しかしNHKは、策を弄して、泣き落としの作戦に打って出た。

それが、「日韓小学生のサッカー交流が滞っている(ので、何とかしないといけない)」ニュースだ。

 ・日韓の政治対立が思わぬ悪影響を及ぼしている

 ・サッカーを愛する純真な子供たちは、韓国とのサッカー交流を楽しみにしていた

 ・そんな子供の夢を奪っていいのか

 ・日本は、この問題を何とかしないといけないのではないか

との論法だ。

 

親もまた、「こんな情勢だから何も言えないが、子供は可哀そう」とコメントする。

子供は、韓国の子供たちとのメールのやり取りを紹介しながら、「彼らと会うのを楽しみにしていたので残念だが、来年こそ」と、無念さと期待感を述べる。

まるで、日本政府が実施しようとしている今回の輸出手続き適正化の措置が、子供たちの交流を損なっているので、即刻是正するべきとの印象操作だ。

 

一方の韓国は、どうだろうか?

日本製品不買運動が燃え盛り、日本大使館やフジテレビがテロの対象となっている。

日本人の韓国渡航禁止すら検討されるほど、国を挙げて反日行為に狂奔している。

そんな韓国の小学生は、日本の小学生やその保護者同様に、「日本に行って、日本人の小学生と友好を深めたい」とでも話しているのか?

もしもそんなことを一言でも漏らそうものなら、韓国では「親日だ」と烙印を押され、生きる場所すらなくなってしまう。

 

日本には、韓国との友好だの、親善だのが大事だと考えている連中がいるが、韓国にはそんな余裕はない。

今までホワイト国だったのを良いことに、かなりヤバイ橋を渡って金儲けをしてきた韓国にとって、今回の日本政府の対応は、頂門の一針にも匹敵する痛撃だったはずだ。

「それなら今までのエビデンスを出せ」と言われても、それはできない。

だからこそ傍目も気にせず、屁理屈にもならない横車を押しまくって、「大事な隣国なら、ホワイト国に戻せ」と騒ぎたてているのだ。

 

そんな中で、日本が韓国にとるべき方策は、ただひたすら「貿易ルールを守れ」と言い続けることしかない。

そして、それを韓国がキチンと履行するまでは、小学生同士の親睦などは、むしろ控えるべきなのだ。

そのことで子供たちが傷ついたのなら、そこは親や教育者、そして社会全体で、現在の状況を子供たちに言って聞かせなければならない。

NHKの使命も、全く同様のはずだ。

 

それをやるに事欠いて、子供たちを出汁にして、韓国の主張を後押しする。

そんな国営放送なら、まさしく「NHKをぶっ潰す」が合言葉の、NHKから国民を守る党の出番だ。

僕はこの党を支持しているわけではないが、彼らの活動でNHKの酷い現状が変わる可能性があるのなら、しばらくは静かに様子を見る価値がある。

解説者もコメンテータも、番組には不要です!

一か月間ほど海外旅行をしていたので、プロ野球については浦島太郎状態だった、

 

実は僕は、大の「アンチ巨人」ファンだ。

巨人さえ優勝しなければ、どこが勝っても構わない。

まるで無節操極まりないので、本物のファンからは顰蹙を買うこと間違いない。

旅行に出発した6月中旬は、広島カープが首位を独走していたので、「今年は広島の四連覇」とすっかり安心しきっていた。

ところが、7月中旬に帰国してみると、何と今度は巨人が独走中。

僕がいない間に、一体何があったのかと、まるでキツネにつままれた思いだった。

 

その後の巨人はかなりペースダウンして、連敗を繰り返しているので、二位との差は縮まっている。

しかし戦力の充実度が他チームとは比べ物にならないので、最終的には巨人が優勝するだろう。

因みにパリーグ首位のソフトバンクも嫌いだ。

あそこのオーナーは、金儲けのためなら日本などどうなっても良いと考えているに違いない、

あの菅直人が、首相を辞めたくない一心で打ち出した太陽電池優遇策で商売しようと、「30年首相を続けて」と話したことを絶対に忘れてはいけない。

パリーグ首位は売国企業傘下チームで、セリーグが巨人では野球への興味などなくなる。

僕はそう諦観し、プロ野球の実況中継を見ることはない。

 

しかしそうは言っても、大嫌いな巨人が負けた場面は確認したい。

だからニュースで巨人が負けたことを知った時だけ、フジテレビ系列の「プロ野球ニュース」を録画してみることにしている。

真のファンは、結果が自分の期待通りだった場合は、スポーツニュースの梯子をして、改めて喜ぶものだ。

 

しかしこのスポーツニュースを見て、果たして解説者って必要なのか疑問に思っている。

その昔は名選手として鳴らした連中が、日替わりで解説を務めているのだが、誰一人、「これは成程ッ?」と膝を叩く様なことを言わない。

「この足の捻りがホームランにつながった」とか、「高めの釣り球が意表を突いた」とか、あたかも玄人だから気が付いたみたいな解説をしているが、あんな瞬間的に反応するプレイをしている選手たちが、一々そんな理屈を考えているはずがない。

特に「プロ野球ニュース」の解説者どもは、どれもこれもひどい。

全員が、結果論で手段を論じ、精神論で締めくくる。

昔、日本テレビの解説者だった堀内恒夫は、「ここでカーブを投げたら絶対に打ち取れます」と断言したのに、そのカーブを見事にホームランされたら、「あんな甘いカーブを投げたら、打たれるに決まっています」と言い訳した。

野村克也落合博満の解説は、確かに聞くに値するものが多かったが、他の解説者なんて、概ねこんな堀内恒夫レベルだ。

 

テレビでは、スポーツ番組以外にも、コメンテータと称する解説者が跋扈している。

この連中も大同小異で、「弁護士」だの「大学教授」だの尤もらしい肩書をつけているが、内容はその大半が専門馬鹿であり、公平な客観性などからは程遠い、偏向思想の持ち主が多い。

昔有名だった人たちが、したり顔の上から目線で「教えてあげる」みたいなご託宣をしてくれる必要はない。

間違っていても、自分で情報を集め、自己責任で解明していけばよい。

 

この世の中から、解説者やコメンテータが一掃されたら、さぞやテレビ番組も面白くなるだろう。

 

ラーメン大好き人間の深ァ~い悩み  

 

Facebookで「ラーメン倶楽部」に所属している。

 

ここでは。我が家周辺を含むかなり広範囲な地域の同好の士が、ラーメンを食べる度に写真付きで報告してくる。

最近、ラーメンを食べる前に、必ずスマホで写真と撮っている連中がいるが、「我こそラーメンレポーター」の使命感に燃えているようにも思われる。

中には、ラーメン評論家顔負けの蘊蓄を傾ける猛者もいる

やれ、「今日のスープの出来は」とか、「麺のゆで具合は」とかの解説投稿を読むと、是非ともその店に行ってみようとの気分になる。

そんな輩には熱心なファンまでついていて、ラーメン会ではそれなりの影響力を持っているようだ。

店にとってもこんな客は、タダで宣伝できるから歓迎する半面、悪口をかかれると売り上げに直接マイナスにもなりかねない。

最終的には、店主の味への自信の裏返しになる。

一時期ヤラセ問題も発生したが、知らない店を紹介して欲しい時には、極めて合理的で便利なシステムなので、今後共ますます充実していくだろう。

 

海外でもラーメンは大ブームで、ちょっとした大都会には、日本のラーメン店が必ず進出している。

決して美味いわけではなく、もしも日本でなら、とても人気が出ないであろうレベルでも、海外では充分に通用していて、行列ができていたりする。

博多ラーメンの一風堂は、日本ではもはや人気店とは言えない普通のラーメン店だが、ニューヨークで見た時には、日本以上の行列ができていた、

今やラーメンは、寿司と並ぶ、日本を代表する国際的な国民食だ。

 

我が家の近所に、この6月にオープンしたラーメン店が二軒ある。

その一つは、オープン早々行列ができるほどの人気振りで、「ラーメン倶楽部」に投稿してくるファンも多い。

斯く言う僕も、もう三回にわたって訪問し、その度に写真入りで報告している。

僕はアマチュアレベルの投稿者なので、その後の店の客足に影響を与えるとは思えないが、それでも毎回、30人以上が「いいね」マークをつけてくる。

田舎町の我が家界隈で、しかも開店間もないこの店のファンが、こんなにたくさんできていることに驚くが、その人気を高めた要素の一つが、ラーメン通たちの「ラーメン倶楽部」での褒め言葉にあることは間違いない。

 

しかし僕は、一番のお気に入りの店は、絶対に誰にも紹介しない。

無論、「ラーメン倶楽部」への投稿など以ての外だ。

そんな自分なりの、ラーメン哲学を実行してきた。

 

これは複雑なファン心理の表れで、多くの人に僕が大好きな素晴らしいラーメンを知って欲しい気持ちもないわけではない。

しかしそれ以上に、その副作用で長蛇の列ができてしまうのも嫌なのだ。

ほとんど知られていない店のラーメンだが、自分だけが知っている、そんなセコイ優越感に浸りたい。

僕だけの秘密基地の扱いなので、不特定多数のファンなど不要だし、できれば今後共、誰にも知られたくない。

 

しかし件のラーメン店には全く迷惑な話で、本当のファンなら、是非とも五つ星レビューを拡散して欲しいだろう。

僕にすれば、このラーメン店が、不人気のまま閉店すれば困る。

店を継続できる範囲で、「知る人ぞ知るラーメン屋」が僕の理想なので、その匙加減が難しい。

 

幸か不幸か、この店に行けば、本当に飽きの来ない上質のラーメンを食べることができるので、最近では次第に口コミで評判が上がっている。

やはり昼時にもなると、行列に並ぶケースも増えてきた。

この店のパイオニアとしては、うれしいような、残念なような、複雑な思いで、通い続けている。

 

その店の名前は……….

「絶対、オ・シ・エ・ナイ!」

山本太郎と日本共産党の経済政策批判  

 

今回の参議院選挙で、山本太郎が率いる「れいわ維新の会」が躍進した(らしい)。

どうも、立憲民主党の票の一部を食い、安倍政権への不満層の受け皿になっているとの解説もあった。

 

自分たちは新しい立憲民主党だから、過去の民主党政権の失敗やだらしなさとは関係ないとの、全くご都合主義では、流石に有権者をごまかすことに無理だ。

その点、全く新しい政党の「れいわ新選組」なら、過去のしがらみにとらわれることがないので、好き勝手な政策をぶち上げられる。

山本太郎は、口では総理大臣を目指すなどと大言壮語しているが、そんな場面が来ないことは本人が一番知っている。

もしも本気でそんなことを言っているのなら、大言壮語癖があるとのことで、これまた日本の舵取りを任すことはできない。

今の山本太郎は、安倍政権の足を引っ張る政策なら、無責任極まりなくても言いたい放題ができる状態だ。

 

その政策は、真面に取り合う必要もないものの羅列だが、中でもお笑い種は「消費税5%、税収のマイナスは大企業への課税でカバー」なるものだ。

テレビに出演し、大真面目な顔でこんなポピュリズム政策を打ち出されると、中には「期待してみようか」と思ってしまう情弱連中もいる。

しかしこの政策は、何も山本太郎が言い出したものではない。

実は日本共産党は、はるか以前から「大企業への増税」を訴え続けてきた。

しかしその結果で、日本共産党が躍進したかといえばむしろ逆で、日本共産党はどう見ても長期低迷中だ。

むしろ日本共産党では票が集まらないので、衣の下の鎧を隠しまくり、表面的には「野党統一候補」だが、実は日本共産党の傀儡を立候補させたが、安倍政権への打撃にはならなかった。

思い通りの選挙結果にならなかった日本共産党は、選挙直後から山本太郎に秋波を送っているとも聞こえてくる。

どうせ同じ穴の狢なのだから、いっそ日本共産党とれいわ新選組が合体する方が分かりやすい。

 

この国民の負担を軽くして、その分を大企業に課税するとの政策は、実は世界中で既に破綻している空想論だ。

何故なら、日本共産党山本太郎の主張通りに、大企業を狙い撃ちで増税すれば、その大企業は防衛上、工場を他の国に移すからだ。

大企業は儲けているから、少々税金をふんだくったって大丈夫なんて思うのは素人で、大企業ほど競争力確保に敏感で、しかも世界中にネットワークを張り巡らせている。

もしも大企業が海外移転すると、その大企業の仕事を引き受けている企業は勿論だが、玉突きであらゆる企業の競争力を削いでしまう。

それは、消費税を5%にすることで潤うはずの国民にも、必ず景気の悪化と給料カットとして、それ以上のマイナスを引き起こす。

アメリカで「アメリカファースト」を掲げたトランプ大統領を選ばれたのも、国民が大企業の海外流出のリスクを実感したからだ

 

仮定の話だが、トヨタやホンダが、日本での車の生産を諦め、生産拠点を海外に移設する事態を考えて欲しい。

国際化の時代なので、企業は何も日本で生産し続ける必要はない。

そこに合理性がなくなれば、低賃金の労働力や安い税制を求めて、サッサと海外移転を図る。

アメリカではその結果、仕事がなくなった不満層の票が、企業に対してアメリカへの投資を強烈に働きかけたトランプに集中した。

トランプが粗野だとか、暴言癖があるとかは、アメリカ国民にとっては重要ではなく、経世済民で仕事を保証してくれるリーダーが一番の選択基準だったのだ。

 

日本共産党山本太郎は、そんな過去の歴史や教訓には目をつぶり、大衆受けする政策で、大企業イジメを公言している。

大企業なんて自分には関係ないと思っている有権者は、「それなら自分の懐は痛まないし、自分にプラスになる」と騙されてしまう。

しかしトヨタ、ホンダの仕事は、何も直接下請けだけが享受しているのではなく、一見業種上は無関係に見える他の企業にも大きな影響を与えているし、それが日本景気の底上げになっているのだ。

 一見弱者の味方を装っているが、実は日本共産党山本太郎の主張は、日本全体の競争力を弱めるだけの政策なので、世迷いごとでしかない。

 

一気呵成に、生活が良くなる経済政策などは存在しない。

また、全員が幸せになる処方箋もない。

やはり一人一人が、真面目に自分の守備範囲を守ることで、国家への納税義務を果たしていくしかない。

無論、税金の使用用途を厳しく監視するのは重要だが、「払う税金は少なくして、特権は充分に受けたい」と願っても、現実にはそんな絵に描いた餅などありえないことを知るべきだ。

荒唐無稽な公約を掲げる日本共産党山本太郎も、反日の詐話師でしかない。

韓国向け輸出適正化を巡っての鬩ぎ合い

韓国を日本貿易のホワイト国から除外する日本政府の動きについて、韓国の火病的反応が見苦しい。

韓国は、WTO一般理事会で、世界各国に訴えることで一発逆転を狙ったが、その主張に同調する国は現れなかった。

 

世耕弘成経産大臣はツイッターで、韓国の詭弁に対して一刀両断の解説をしている。

それを読めば、この間、いかに韓国が不誠実な態度をとり続けていたかや、日本の主張の整合性も一目瞭然で分かる。

大統領就任以降の文在寅は、韓国民を反日で煽り立て、北朝鮮との融和に全ての努力を傾けてきた。

そして今そのツケが、文在寅政権と韓国民にブーメランとして突き刺さっている。

将に自縄自縛、身から出た錆だ。

 

日本政府の対応は、一貫している。

日本のマスコミは、韓国政府と同様に、経済制裁とか輸出禁止策とか意識的誤報を流しているが、政府は、韓国向け輸出制度の適正化であり、それはとりもなおさず、韓国が信頼できない国家だとの主張だ。

だからそもそも、韓国がこの議題をWTOに提訴することすらおかしい。

ホワイト国に戻りたいのなら、韓国が日本からの輸入品を適正に管理して、必要なエビデンスを出せばいいだけの話だ。

韓国に輸入品管理が充分ではないと言われているのだから、それが違うと言うのなら、今までの韓国の管理体制の正当性を理路整然と証明すれば良い。

日本が要求する、過去三年間の使用用途のエビデンスを提出すれば、問題は一気に解決する。

それを、国際的な世論に日本の不当性を訴えても、どの国だって、「それは二国間で解決しなさい」となるに決まっている。

その努力を一切放棄して、「日本が韓国をイジメている」とアピールしても、誰も理解も同情もしない。

韓国は、言うに事欠いて、「今回の日本の措置でこのまま韓国が困れば、世界中の経済に悪影響が出る」と語っているらしい。

これは、「韓国が困れば皆さんも困るんですよ」と開き直って、世界中に無理心中を強要しているようなものだ。

 

しかし今回の問題は、兵器に転用されるような戦略製品の行方が分からなくなっていることであり、これを放置すれば世界平和への脅威になるという現実だ。

いくら韓国がWTO諸国に賄賂攻勢を仕掛けても、国際平和の観点から、同調国が現れないのは容易に想像できる。

いやしくも、韓国が先進国を名乗り、国際社会で責任ある立場を認識するのなら、今まで輸入した製品の使用用途を明らかにするべきだし、それこそが世界中に貢献する唯一の方法なのだ。

それを、居直り強盗の理屈を世界に発信するのは、国家としては恥の上塗りになる。

 

その韓国では、国民の反日意識の高まりとともに、日本製品不買運動が急速に拡大していて、とうとう、日本車にはガソリンを売らないとまでエスカレートしているらしい。

ビールや家電、車まで、日本製品憎し感情から、例によって日本製品を足蹴にしたり、食品を捨てたりしている。

全く学習効果のない国民であり、そんなことをすれば日本人の嫌韓感情も強くなるし、何より日本製品不買運動は、日本にとっては痛くも痒くもない。

韓国でしか生産できない商品として思いつくのは、キムチくらいのもので、ICメモリーなんかは、中国や台湾にとってのビジネスチャンスでしかない。

K-POPや韓国ドラマの日本向け輸出も禁止するかもしれないが、「どうぞ、やってください」と答えるしかない。

 

一方の韓国は、日本からの原材料がストップすれば、大半の主力製品の安定生産に支障をきたす。

韓国と言う国は夜郎自大の典型だから、自分たちを過大評価し、とりわけ日本については過小評価したくてたまらない。

そうすることでしか、自分たちの自尊心が保てない、実に可哀そうな連中だ。

そんな韓国民にとって、今回の日本の反撃は全く想定外だっただろうし、その結果については目を覆って、真面に見ることも考えることも拒否したいのだろう。

韓国の歯ぎしりが聞こえてくるようだが、このまま突き進んで経済が破綻すれば、韓国国民は地獄を見ることになる。

しかしこれも、元をただせば、反日だけをアイデンティティとしている文在寅を大統領に選んだ韓国国民の責任だ。

 

そんな韓国が、いくら日本製品不買運動を盛り上げようと、日本への旅行を規制しようと、無視するだけだ。

韓国は、最後は日本は必ずオレルと思い込み、長年の亘って日本への不届き行為を繰り返してきた。

最近は流石に、韓国の国内法を、国際法の上位に位置付けるなど、国際社会では狂気の沙汰で目に余るレベルだが、しかしそれは、李承晩の時代から一貫して流れだ。

そんな韓国との付き合いについては、完全に曲がり角に来た。

韓国は、自由社会の基本理念を共有する友好国家ではない。

だから日本は、粛々と、二の矢、三の矢の取引正常化方針を勧めればよい。

 

 

この期に及んでも尚、マスコミや左巻き評論家たちは、「韓国は重要な隣国」とか、「同盟国家」などの誤った認識を垂れ流すが、幸いに九割以上の日本国民は、今回の韓国向け輸出適正化も支持している。

ここは冷静に、且つ沈着に、日本中が一枚岩となって、日本の主張を貫き通すことが重要だ。