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中国人と日本人

世界的に大問題となってしまった武漢肺炎だが、その責任の大半は、この病気の発生源であり、当初は事実隠蔽を画策した中国にあることに異論があろうはずがない。

しかし当事者の中国は、それまでの中国が経験した諸問題が、世界各国での問題解決の手助けになると開き直っている。

この程度なら、中国共産党の威信に関わるから、絶対に頭を下げたくないとの、子供じみた強がりと思えなくもない。

しかし言うに事欠いて、武漢肺炎が世界に拡散した原因は、日本と韓国の不手際にあるとは何たる言い草だ。

 

中国の長編ドラマを見ていると、若干ではあるが、そんな無茶苦茶国家、中国を理解する参考になることがある。

中国の歴史は、残酷で差別的で、しかも不正に塗れている。

 

最近、中国の清朝を舞台にした三つのドラマを見た。

清はわずか百年ほど前まで、隣国を支配していた王朝だからそんなに古い話ではない、

日清戦争で戦ったこともある国だし、最後の皇帝、愛新覚羅溥儀は、日本皇室との因縁が深かったし、ハリウッドで映画化までされているので、身近な存在に思えてしまう。

その清朝は、前身の後金の太祖ヌルハチから二代皇帝ホンタイジを経て、清朝四代目康熙帝、五代目雍正帝、六代目乾隆帝の時代に全盛期をなる。

台湾の故宮博物院には、この康熙帝雍正帝乾隆帝時代の芸術品が大量に展示されているが、素人の僕が見ても、その素晴らしさを感じ取るほどの逸品ぞろいだ。

 

芸術的には見るべきものが多いが、王朝内では皇帝の座を巡る兄弟間の権力闘争や、あるいは後宮では皇后の座を巡り、女たちの陰湿極まりないバトルが繰り返されてきた。

しかもそれは、清朝皇帝の子供たちの間だけでなく、その周辺で蠢く家来たちの権謀術数にもつながり、中国人全体の気質が窺い知れるのが興味深い。

日本でも同様の、騙し合いや足の引っ張り合いはあっただろうが、中国の場合は騙し合いのスケールが大きいし、まさに「ヤラねばヤラれる」しかない。

だから、自分の派閥が勝ち抜くためなら、全ての悪行が許される。

手段を選ばず、策を弄し、相手を陥れ、「勝てば官軍、負ければ地獄」なのだ。

仁義なき戦い」の国家レベルバージョンだ。

映画「ラストエンペラー」では、宣統帝溥儀が「私の祖先は何人も毒殺されている」と発言している。

毒殺なんて、当たり前。

皇帝が食べるものは、国中の珍品を集め、コレステロール塗れの食材で豪華絢爛だが、「お毒見係」が試食しないと、安心して食べられない。

 

また清朝までの中国では、奴婢が存在している。

ドラマでの奴婢は、全くのモノ扱いで、生殺与奪の権利は全て主人にある。

男女を問わず奴婢は度々、些細な理由で殺さるが、殺した側は「たかが奴婢一人」と言い放つ。

同時代の日本にも、使用人はいたし、謂われなく差別された人たちもいた。

しかし全く瑕疵もないのに、主人の気分次第で殺戮されることは、あったかもしれないがレアだ。

また中国では、容疑者を拷問すると真実を白状すると考えていたようで、権力側には拷問専門機関が存在している。

何せ四六時中拷問ばかりやっているので、そこで行われる拷問は、口に出すのも憚れるほど、凄惨を極めている。

人間が、同じ人間を相手に、ここまで残酷になれるのかと、背筋が寒くなるようなモノのオンパレードだ。

 

自民党の二階幹事長は、今回の武漢肺炎が終息したら、中国にお礼に行く積りらしい。

日本人には、中国発で世界中が大迷惑を被った災厄に対しても、中国の責任を追及するのではなく、少しでもいいところを見つけようと考える傾向がある。

しかし相手の中国人は、恐らくは世界でもトップクラスの残虐民族だ。

中華思想に凝固まっているので、優秀民族の中国人は、劣等民族に対しては支配者として振る舞って良いと考える。

そして、中国人が虫けら扱いするその劣等民族とは、日本人であり、朝鮮人だ。

そんな中国と中国人と、仲良くやって行けるわけがない。

中国に媚びる日本人は、二階俊博を始めとして、バカだ。